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アゼルバイジャンアルメニアは、1か月前の最初の軍事衝突からこれまでに、ロシアの仲介で2回、アメリカの仲介で1回、捕虜の交換や遺体の引き渡しを目的とする人道的な停戦に合意しましたが、戦闘は収まらず、死者の数は、公表されただけでも1076人にのぼり、この中には102人の民間人が含まれています。

ナゴルノカラバフの北、およそ100キロに位置するアゼルバイジャン第2の都市、ギャンジャでは、たびたび砲弾が落下し、市民が巻き添えになっています。

病院の医師はNHKの取材に対し「寝ている子どもを攻撃する残酷さは野蛮と言うほかない。アルメニア軍は、民間人ではなく軍を相手に戦うべきだ」と話していました。

一方、アルメニアが事実上、統治している、ナゴルノカラバフの中心都市ステパナケルトに住む20代の男性は「砲撃の音を聞きながら眠り、砲撃の音で目を覚ます生活が続いている」と話していました。

ロシアのプーチン大統領は22日「われわれの情報では、双方の死者は5000人近くにのぼる」と危機感を示し、引き続き仲介に取り組む姿勢を示したものの、死者が増えるにつれて双方の国民感情が急速に悪化し、紛争は泥沼化しています。

#南コーカサス

ベラルーシでは、ことし8月の大統領選挙で不正が行われたとして、市民たちがルカシェンコ大統領の辞任を求める抗議活動を続けています。

反政権派は、ルカシェンコ大統領に対し、25日までに辞任を表明するよう求めていましたが、大統領がこれに応じなかったため26日、一部の国営企業などで労働者がストライキを行いました。

首都ミンスクでは、若者に加え、若い世代の将来が心配だとする高齢者たちも次々に抗議活動に参加し、大統領の辞任を訴えました。

参加した女性は「治安部隊は若者たちを追い回し、理由もなく苦しめている。孫たちが自由な国に住むことができる日が早く来てほしい」と話していました。

ストライキを呼びかけた反政権派のチハノフスカヤ氏は26日「暴力の根絶と自由に向けた次のステップが始まる」とSNSに投稿し、ルカシェンコ大統領の辞任を求め、市民に結束を呼びかけました。

これに対し、ロシアの後ろ盾を得たルカシェンコ大統領は強硬な姿勢を崩しておらず、事態が打開する兆しは見えていません。

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#旧ソ連