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イギリス国内では14歳から21歳の女性のうち、10人に1人が経済的な事情で、生理用品が購入できないという民間の調査結果が取り上げられるなど、「生理の貧困」と呼ばれる状況が社会的な問題となっています。

スコットランドの議会は24日、女性にナプキンやタンポンといった生理用品を、無料で提供することを自治体や教育機関などに義務づける法案を、全会一致で可決しました。

この結果、スコットランド学校や公共の施設では、無料で生理用品が入手できるようになります。

イギリスメディアは、こうした法案が可決されたのは、世界でも初めてだと伝えています。

スコットランド自治政府スタージョン首相は「すべての女性と少女たちにとって重要な政策だ」とツイッターに投稿しました。

生理用品をめぐって、イギリスでは現在、EUヨーロッパ連合のルールのもと、5%の付加価値税をかけていますが、この年末に移行期間が終わったあとは、廃止することを決めています。

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