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ジョンソン首相は5日午後、イギリス中部で警察関係者を前に演説し、EU=ヨーロッパ連合からのイギリスの離脱について「延期を求めるなら死んだほうがましだ。10月31日に離脱しなければならない」と述べて、期限どおり離脱を実現すべきだと強調しました。

そのうえで「われわれは10月15日に総選挙が必要だ。投票を行わないで事態を打開する方法が思いつかない」と述べて、改めて総選挙の実施が必要だと訴えました。

ジョンソン首相は4日、総選挙を来月15日に行うことを提案しましたが、可決に必要な議会下院の3分の2以上の賛成を得られず否決されました。

イギリス政府は5日、総選挙を前倒しして実施する動議をジョンソン首相が週明けの9日に再び議会に提出することを明らかにし、今後は野党の対応が焦点となります。

ジョンソン首相の弟でビジネス閣外相を務めるジョー・ジョンソン氏は5日、ツイッター「この数週間、家族との絆と国益の間で引き裂かれていた。解決できないストレスとなっており、議員と閣僚のポストをほかの誰かに譲るときが来た」と投稿し、閣外相のポストを辞任するとともに議員辞職する考えを表明しました。

ジョー・ジョンソン氏は兄と同じ 保守党の議員ですが、イギリスのEU=ヨーロッパ連合への残留を支持する立場で、EUからの合意なき離脱も辞さないジョンソン首相との確執が続いていたとみられます。

ジョンソン首相は5日「弟すら支持しなかったら誰が支持してくれるのか」という記者の質問に、「EUについての意見は違っていたが、この問題を解決すべきだという点では同意するはずだ」と述べて、問題はないという姿勢を強調しました。

しかし保守党の議員が20人以上造反し、議会での過半数を失う中、弟までもが辞任を表明したことで求心力の低下は否めず、ジョンソン首相にとっては新たな痛手となっています。

イギリス議会では、来月末となっているEU=ヨーロッパ連合からの離脱期限の延期を求める法案が下院で可決されたのに続いて、5日、上院で審議が行われています。

可決されれば、週明け9日にも関係する手続きを経て法案が成立するという見通しが強まっています。

与党 保守党の有力議員で、議会下院のリースモグ院内総務は5日、総選挙を前倒しして実施することについての動議をジョンソン首相が9日に提出することを明らかにしました。

ジョンソン首相は4日にも、総選挙を来月15日に行う動議を提出しましたが、必要な議会下院の3分の2以上の賛成を得られず、否決されています。

野党側は、離脱期限の延期を求める法案が成立すれば総選挙に応じる姿勢を示していることから、ジョンソン首相としては再び選挙の実施を迫るねらいがあるとみられます。

ただ、野党側からは離脱期限の来月31日を前に選挙を行うことに警戒感も強く、「ジョンソン首相の挑発に乗るべきではない」という意見も出ています。

週明けにかけて与野党のせめぎ合いが続くことになります。

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ネッシーはイギリス北部スコットランドにあるネス湖で85年前に撮影されたとされる写真などから、世界中のマニアなどの間で恐竜のような長い首を持つ謎の生き物として語られてきました。

ニュージーランドのオタゴ大学の遺伝学者、ニール・ゲメル教授が率いる国際的な研究チームは去年、その真相を究明しようとネス湖のおよそ250か所で水のサンプルを採取し、中に含まれた生き物の皮膚や排せつ物などの「環境DNA」をデータベースに照合して、湖に生息している生き物の種類を特定する分析を続けてきました。

ゲメル教授は5日、イギリスで記者会見を開き、調査の結果、恐竜のような生き物のDNAは発見できなかったと発表しました。

その一方で、ネス湖ではうなぎのDNAが多く見つかった。謎の生き物が巨大なうなぎである可能性は排除できない」と述べ、ネッシーの正体がうなぎである可能性は残されていると指摘しました。

今回の調査をもってしてもネッシーをめぐる論争に終止符が打たれることはなさそうです。