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トランプ大統領は25日、ツイッターに投稿し、フリン元大統領補佐官に恩赦を与えると明らかにしました。

フリン氏は、トランプ政権の発足前に当時のロシアの駐米大使と会談した内容について、FBI=連邦捜査局に虚偽の説明をした罪に問われましたが、司法省はことし5月、不当な捜査だったとして、起訴を取り下げると明らかにし裁判所で審理されていました。

ホワイトハウスは声明を発表し、恩赦の理由について「フリン氏は2016年の大統領選挙の結果を覆そうとする人たちの犠牲になった」などとして、フリン氏が政治的な思惑で罪に問われたと主張しました。

これに対して「ロシア疑惑」を追及してきた民主党は反発していて、シフ下院情報委員長はツイッター「大統領は友人に報いるため恩赦の権限を乱用している」と投稿しています。

アメリカメディアは、トランプ大統領が今後、ほかにも恩赦を与える予定だと周辺に伝えたと報じています。

アメリカでは、新型コロナウイルスの感染が再び急増しており、保健当局が「感謝祭」の祝日を前に旅行の自粛を呼びかける異例の事態になっています。

こうした中、アメリカ大統領選挙で勝利を宣言した民主党のバイデン前副大統領は25日、地元デラウェア州で演説しました。

この中で、バイデン氏は「ウイルスとの闘いはわれわれを分断し、怒りをかきたてた。疲れがつのっているが思い出さなければならない。われわれが闘っているのは同じ国民ではなく、ウイルスだ」と述べ、感染拡大を抑え込むため国民が力を合わせるときだと訴えました。

そのうえで、政権発足の初日からウイルス対策の具体策を実行していく決意を示したうえで、「政府だけでは対処できない」と述べ、国民一人一人が感染防止に取り組むよう求めました。

一方、トランプ大統領は、みずからの弁護士や共和党の地方議員らとの会合にホワイトハウスから電話で参加し、「この選挙をひっくり返さなければならない。裁判官は政治的な意見を持たず、耳を傾ける必要がある」と述べ、選挙の不正を訴えて法廷闘争を続けると強調しました。

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