タイの反政府デモ 国王が大株主の銀行前で大規模に 緊張続く #nhk_news https://t.co/UgkcSpGgci
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年11月25日
タイでは、若者たちが中心になって王制改革やプラユット首相の辞任などを求めるデモを続けていて、25日は首都バンコクにある大手銀行の前で大規模なデモを呼びかけ、警察によりますと、およそ1万2000人が集まりました。
この銀行は、ワチラロンコン国王が大株主で、デモ隊のリーダーたちは国王が裕福な暮らしをしていることに疑問を投げかける演説を相次いで行い、王室への批判を強めました。
26歳の自営業の男性は「私たちがどれほどデモを続けても、国王や政権側は聞く耳を持ってくれない。何があっても闘い続ける」と話していました。
一方、プラユット首相は25日のデモを前に、王室に対する中傷を禁じる不敬罪の適用も視野に、デモを徹底的に取り締まる方針を表明しました。
デモ隊は当初、王室財産管理局へのデモ行進を呼びかけていましたが、警官隊との衝突が懸念されたため、急きょ場所を変更し、衝突を回避しました。
デモ隊は27日も大規模なデモを呼びかけていて、政権との間で緊張が続いています。
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