仏検察 黒人男性に暴行疑いの警察官 裁判への審査手続きを請求 #nhk_news https://t.co/rAroFWGJZm
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年11月30日
フランス・パリでは、今月21日、音楽プロデューサーの黒人男性が警察官3人から執ように暴力を受け、その様子をとらえた映像がインターネット上に公開されたほか、黒人男性が人種差別的なことばでののしられたと証言し、波紋を広げています。
現地の検察は29日、記者会見し、暴行や人種差別的な発言をした疑いなどであとから応援で現場に来た1人を含め、合わせて4人の警察官について裁判を開くかどうか審査する予審手続きを請求したと発表しました。
検察によりますと暴行などの疑いが持たれている3人は、当初、黒人男性が抵抗したため殴ったとする調書をまとめていましたが、その後の調べで、暴力は正当化できないと認めたということです。
フランス政府は治安対策の一環として、職務中の警察官の顔などを撮影し、拡散することを禁じる法案の成立を目指していますが、報道の自由を脅かし、警察官による暴力の証拠が得られなくなるなどとして抗議の声が上がっています。
このさなかに今回の暴行が起きたことで、28日には、法案や警察官による暴力に抗議するデモにフランス各地で合わせて13万人余りが参加するなど、反発が一層強まっています。
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