米ジョージア州 黒人男性 警察官に撃たれ死亡 批判強まる中 #nhk_news https://t.co/3oaRjuO3Bv
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年6月14日
黒人男性が警察官に首を押さえつけられて死亡した事件に抗議するデモは、事件の発生から3度目の週末となる13日もニューヨークやロサンゼルスなど各地で行われ、黒人だけでなくさまざまな人種の人が街頭に出て警察改革や人種差別の撲滅などを訴えました。
こうした中、南部ジョージア州の州都アトランタでは12日、警察官が飲酒運転の疑いがあるとして27歳の黒人男性を拘束しようとしたところ、もみ合いになりました。その後、男性が警察官のスタンガンを奪って逃走したところ警察官が拳銃を発射し、男性は死亡しました。
男性が撃たれるまでの様子を撮影したビデオの映像がテレビで繰り返し放送される中、アトランタの市長は13日、記者会見を開き、警察のトップが辞任したことを明らかにしました。
アトランタでは抗議デモの参加者に対する警察官の過剰な取締りが問題になっていたと地元メディアは伝えていて、今回の対応を受けて、警察に対する抗議や警察改革などを求める声がさらに強まることも予想されます。
トランプ大統領は13日、東部ニューヨーク州の陸軍士官学校の卒業式で演説し、抗議デモを念頭に「街頭での平和や安全、それに憲法に基づく法の支配を守ってくれた州兵に感謝する」などと述べ、デモ隊による暴動などに備えて警備にあたった州兵に謝意を示しました。
抗議デモをめぐっては、トランプ大統領が一時、鎮圧のために連邦軍の派遣も辞さない考えを示したことを受けて、これに反対する国防総省との間で足並みの乱れも表面化していました。
このため、トランプ大統領の演説の内容に注目が集まっていましたが、デモへの今後の対応について具体的な言及はありませんでした。
【米抗議デモ 略奪も忖度で正当化】
— BLOGOS (@ld_blogos) 2020年6月14日
“個人商店、レストランなども数多く被害にあっている。また車を燃やされたり破壊され、翌日からの仕事に支障が出た人も少なくない。ところが暴徒に発砲した商店主が逮捕されるなど、米国で認められてきたはずの自衛権も存在しない有様だ。”https://t.co/iZTfTdiRr3