エチオピア戦闘でノーベル委員会 平和的解決求め異例の声明 #nhk_news https://t.co/rIqs67Vllw
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年11月18日
エチオピアでは、北部の州政府を担う少数民族ティグレの軍事部門が今月4日、政府軍の基地を攻撃したのに対して、アビー首相が反撃を命じ、これまでの戦闘で双方の兵士合わせて500人以上が死亡したと伝えられているほか、国際的な人権団体は市民数百人が襲われたと発表し、大量殺害が起きたおそれがあるとしています。
エチオピアのアビー首相は、隣国エリトリアとの長年の紛争を終わらせたことなどが評価され、去年、ノーベル平和賞を受賞しましたが、AP通信などによりますと、アビー首相は17日、数日以内に「最終的かつ重要な」軍事行動を行うと警告しました。
こうした中、ノルウェーのノーベル委員会は17日、声明を出し「エチオピアの動向を注視し、深く懸念している。すべての当事者が激化する暴力を終わらせ、意見の不一致と争いを平和的手段で解決すべきだ」と双方に求めました。
ノーベル委員会がこうした声明を出すのは極めて異例です。
国連によりますと、エチオピアでは戦闘の激化に伴い2万7000人以上が難民となって隣国スーダンに逃れ、人道的な危機への懸念も高まっています。
バイデン・チームはエチオピア政府に停戦を呼び掛けたということだが、トランプ政権はエチオピア政府支持の立場をとっている。特異な移行期にあたり、二つの異なるアメリカ外交政策が示された特異な事例となった。 https://t.co/0zDLv87Smy
— 篠田英朗 Hideaki SHINODA (@ShinodaHideaki) November 19, 2020
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