米国務長官 エチオピアの戦闘に重大な懸念表明し対話求める #nhk_news https://t.co/qsVAhGe9qi
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年12月1日
エチオピアでは、北部の州政府を担う少数民族、ティグレの軍事部門が先月、政府軍の基地を攻撃したのをきっかけに、政府軍との間で戦闘が始まりました。
先月28日、エチオピアのアビー首相は北部の州都を制圧したとして、軍事作戦の完了を発表しましたが、少数民族の勢力側は戦闘を続ける構えで、混乱が懸念されています。
こうした中、アメリカのポンペイオ国務長官は30日、アビー首相と電話会談を行いました。
国務省によりますと、この中でポンペイオ長官は戦闘が続くことへの「重大な懸念」を表明したということです。
そのうえで、エチオピア政府に対し戦闘の完全な停止と、問題の解決に向けて少数民族との対話を開始するよう求めたとしています。
さらに現地では、すでに4万人を超える人が隣国スーダンに逃れるなど、人道危機が深まっていることから、ポンペイオ長官は国際的な人道援助機関が、現地で活動することへの許可も求めたということです。
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