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ダボス会議」として知られる世界経済フォーラムの年次総会は、毎年1月、スイス東部の山あいの町ダボスに各国政府のトップや企業の経営者らが集まって開かれていましたが、ウイルスの感染拡大を受けて来年は開催を5月に遅らせ、会場もスイス中部の別の町に移すことにしていました。

これについて主催者側は7日、来年5月の段階でも参加者や受け入れ側の安全を確保することは難しいと判断して、スイスでの開催を見送り、感染状況が比較的落ち着いているシンガポールで5月13日から16日まで開くことを明らかにしました。

ヨーロッパでは同じ7日、来年6月にフランスのパリ郊外で開催予定だった世界最大規模の航空ショーも中止が発表されました。

航空ショーの主催者側は「来年6月の段階ではワクチン普及の効果はまだ十分ではないだろう」と話していて、来年の半ばになってもヨーロッパで大規模なイベントを開くことが難しい現状が浮き彫りになっています。

インドネシアに到着したのは、中国の製薬会社「シノバック」が開発する新型コロナウイルスのワクチンで、インドネシア政府によりますと、6日、中国の北京から首都ジャカルタ郊外の空港に到着しました。

「シノバック」は、ワクチン開発の最終段階となる臨床試験を東南アジアではインドネシアの国営の製薬会社と協力して実施していて、今回は120万回分を、また来月には180万回分をインドネシアに供給するということです。

インドネシア政府は安全性や効果が確認できれば緊急使用を許可し、医療従事者らに優先的に接種する計画だということです。

インドネシアは感染者が累計で58万1550人、亡くなった人が1万7867人といずれも東南アジアで最も多く、ジョコ大統領は「ワクチンの入手で感染拡大を防ぐことができる」と歓迎しています。

中国で開発されているワクチンの一部は中国国内で医療従事者などを対象に緊急投与されていますが、「シノバック」を含むいずれのワクチンもまだ臨床試験は終了しておらず、正式には承認されていません。

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