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中国の王毅外相は7日、中国に進出しているアメリカ企業の団体「米中ビジネス評議会」とのオンライン形式の会合に出席しました。

このなかで王外相は、習近平国家主席が先月、アメリカ大統領選挙で勝利を宣言した民主党のバイデン前副大統領に「両国関係の発展を希望する」とする祝電を送ったことに触れ、「両国関係の安定的な移行を実現するには、双方とも協力してさまざまな干渉や抵抗を取り除くことが当面の急務だ」と述べました。

そのうえで「双方は両国関係の次の段階に向けて対話を再開し、相互信頼を再び築くよう努力すべきだ」として、アメリカ側に悪化する米中関係の改善への取り組みを求めました。

米中関係をめぐってバイデン氏は今月初め、メディアの取材に対し、トランプ政権下で発動された中国製品への関税上乗せ措置を当面維持する考えを示したうえで、「知的財産権の侵害や違法な産業補助金などを是正するための貿易政策を進める」と述べて、中国に継続して改革を求める姿勢を示しています。

香港の警察は、香港中文大学で先月行われた卒業式の際、無許可のデモに参加したとして、卒業生の現職の区議会議員や高校生ら8人を逮捕したと発表しました。

このうち3人は、香港の独立を求めるスローガンを叫んだなどとして、反政府的な動きを取り締まる香港国家安全維持法に違反した疑いもあるとしています。

中文大学の卒業式は、新型コロナウイルス対策でオンラインで行われましたが、同時に校内に卒業生など100人近くが集まり、黒いガウンを身に着けて「自由のために闘おう」などと声を上げて行進しました。

これに対し警察が、大学の通報を受けて校内を捜索する事態となり「大学が弾圧する側に回った」などと批判する声も上がっています。

香港では、ことし6月末に香港国家安全維持法が施行されたあと、独立を求めるスローガンを叫んだり旗を掲げたりしたとして逮捕されるケースが相次ぎ、市民の間では強権的な取締りへの懸念が強まっています。

香港の警察は8日、反政府的な動きを取り締まる香港国家安全維持法が施行された翌日のことし7月1日に、法律に反対する大勢の市民が行った抗議活動に関連して、無許可の集会への参加をあおったなどとして、8人を逮捕したと明らかにしました。

8人は民主派の活動家や政治家で、民主党の前代表の胡志偉氏や民主派団体の副代表、梁国雄氏らが含まれています。

今回の逮捕について、梁氏らが所属する団体は「民主派の市民を抑え込み、反対意見を弾圧しようとするものだ。わたしたちは闘いをやめず、団結して暴政に抵抗していく」などとする声明を出しました。

香港では去年行われた別の抗議活動に関連し、先週、民主活動家の黄之鋒氏や周庭氏らが無許可の集会への参加をあおった同じ罪で実刑判決を受けたばかりです。

また、7日は先月行われた大学の卒業式で無許可のデモに参加したとして卒業生ら8人が逮捕されていて、抗議活動に対する厳しい対応が続いています。

中国の全人代全国人民代表大会の常務委員会は先月、香港の議会にあたる立法会の議員について、中国の安全に危害を加えるなどした場合は議員資格を失うとする基準を決め民主派議員4人が資格を失効させられました。

これについてアメリカのトランプ政権は、7日、全人代常務委員会の王晨副委員長ら14人の副委員長に対し、香港の自治を損なったとして制裁を科すと発表しました。

14人は家族も含めてアメリカへの渡航が禁止されるほか、アメリカ国内の資産が凍結され、アメリカ人との取り引きも禁止されます。

ポンペイ国務長官は声明を発表し、「中国が国際的な約束を完全に無視していることを表す恥知らずな行為であり、責任を取らせる」と非難し、香港の自治を損なわないよう、改めて求めました。

トランプ政権は、先週も中国共産党員と家族に発給するビザの期間を大幅に短くすると発表するなど、大統領選挙のあとも中国への圧力を一層強めています。

これについて、中国外務省の華春瑩報道官はアメリカ側の発表に先立って、7日の記者会見で「香港の事柄は中国の内政であり、いかなる国もとやかく言ったり、干渉したりする権利はない。アメリカには、中国の内政への干渉をやめるよう求める」と述べ、反発しました。

そのうえで、「アメリカが独断専行するのであれば、中国は必ず、断固、対抗措置をとる」と強調しました。

アメリカのポンペイ国務長官は4日、中国共産党少数民族政策などを担当する「統一戦線工作部」の関係者らに対し、新疆ウイグル自治区チベットでの人権侵害を訴える学者や市民団体を脅迫したなどと指摘し、ビザの発給を制限する制裁を科すと発表しました。

これについて、中国外務省の華春瑩報道官は、7日の記者会見で「中国は断固反対し、ポンペイオ氏らが、中国の政治制度を悪意をもって攻撃することを強く非難する」と反発しました。

そのうえで「中国は、引き続き必要な対応を取る」として、対抗措置も辞さない姿勢を示しました。

トランプ政権は、政権移行の動きが進むなか、中国への制裁措置などを相次いで強化していますが、中国側は政権交代を機に関係改善を模索したい考えも示唆しています。

話を聞かせてもらったのは、デンマーク出身の科学者で、動物由来の感染症に詳しい、ピーター・ベンエンバレク博士です。

ベンエンバレク博士は、2001年からWHO=世界保健機関で働いていて、新型インフルエンザが流行した2009年から2011年までの間は、中国・北京での勤務経験もあります。

現在、新型コロナウイルスの発生源の調査も担っています。

(記者)
WHOの調査で、新型コロナウイルスの発生源について、これまで何がわかっていて、何がわかっていないんでしょうか?

(博士)
新型コロナウイルスは、コウモリの個体群から見つかりました。ウイルスは、自然界の由来のウイルスです。去年12月、中国の武漢で最初に見つかりました。

私たちがまだわからないのは、その以前に起きたことです。ウイルスがどのようにコウモリから人間界に移り、どのようにして武漢武漢の周辺の人たちのところに来たのか。

また、ほかの動物種も、この感染に関与しているに違いないと考えています。ウイルスがコウモリから人間に直接、感染した可能性もありますが、それは極めて低いです。

WHOは、中国の専門家と合同で、時間をさかのぼって、その発生源を探そうとしています。

(記者)
新型コロナウイルスは、中国が起源なのでしょうか?中国以外の可能性もありますか?

(博士)
新型コロナウイルスに最も近いのは、2013年に中国・雲南省のコウモリが生息する洞窟で見つかったウイルスです。同じウイルスではありませんが、私たちが知る限り、最も近い種類のウイルスであり、新型コロナウイルスも、中国国内で発生したことは、論理的に考えられます。

しかし、もちろん、100%の確実性はありません。

だからこそ、私たちは心を開き、ウイルスがどこから来たのかを示す証拠を探しているのです。

(記者)
国際的な専門家でつくる調査チームは、中国で何を調べるのですか?

(博士)
去年12月の時点では、新型コロナウイルスは、軽症や無症状の患者が多いことはわかっていませんでした。去年12月時点に、武漢で重症の患者が40人から50人いたとしたら、当時、発見されなかった軽症や無症状の患者がずっと多くいた可能性が高いと考えています。

最初の症例について、さらに詳細な調査をしなくてはなりません。まずは武漢とその周辺の調査から始め、最初の症例について、詳細な調査を行うとともに、武漢以外の地域でも症状がなかったか、聞き取りが必要です。

中国はかなり高度な公衆衛生システムを持ち、去年のサンプルもたくさん残っているはずなので、それらを調べればウイルスの痕跡を見つけられると思います。

(記者)
発生源の調査にはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?

(博士)
MERS、SARSの流行の際も、発生源を理解するのにとても時間がかかりました。

MERSの場合、ラクダと人間の症状を結びつけるのに1年かかり、SARSについてはコウモリの役割とウイルスの起源を理解し、中間的な動物種の役割を理解するには3年から5年かかったと思います。

一般的には、これらの研究を行い、当時、何が行ったのかを理解するには、かなりの時間がかかるのです。

(記者)
国際的な専門家でつくる調査チームは、いつ中国に派遣されるのでしょうか?

(博士)
おそらく数週間後か、数か月後になると思うが、まだ非常に不確かな状況です。
6か月後まで待つことはないと期待しています。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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