ベネズエラ選管 大統領の支持勢力勝利と発表 米EUは結果認めず #nhk_news https://t.co/xStpLDMQdN
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年12月8日
南米のベネズエラでは、中国やロシアの支援を受けて強権的な政治を続けるマドゥーロ大統領と、アメリカなどの支援を受けて去年1月に暫定大統領を宣言した反政府側のグアイド国会議長が対立し、政情不安が続いています。
6日、野党の主要な政党が選挙のボイコットを表明する中、国会の議員選挙が行われ、選挙管理委員会はマドゥーロ大統領を支持する勢力がおよそ3分の2の票を獲得して勝利したと発表しました。
この選挙についてアメリカのポンペイオ国務長官は「最低限の信頼の水準さえ守れていない」という声明を発表したほか、EUの担当者も正当性に疑問を投げかけ、結果を認めない考えを示しました。
これに対し、マドゥーロ大統領は「疑いもない偉大な選挙だった」などと主張しているほか、ロシアは「選挙は正しく行われプロセスも他の国より公正だった」という見解を表明していて、国際社会の受け止めが割れています。
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