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世界で加速「中国包囲網」中国で街から明かりが消えた…背景に「世界との対立」が?(2020年12月26日)

中国・上海の元弁護士の張展氏はことし2月以降、新型コロナウイルスの感染が拡大していた武漢に入り、当局の感染対策など現地の情報をインターネット上で発信しましたが、うその情報を流したとして当局に拘束され、今月28日、裁判所が懲役4年の実刑判決を言い渡しました。

これに対し元弁護士側は、不当な判決だとしています。

この判決について、アメリカのポンペイ国務長官は29日、声明を発表し「中国共産党は重要な公衆衛生に関する情報であっても党の公式見解に疑念を抱く人々を黙らせるためならなんでもすることを改めて示した」と非難しました。

そのうえで「武漢での新型コロナウイルスの感染拡大について、中国共産党は当初から情報を制限し、操作し、本当のことを伝えようとする人々を黙らせてきた」としています。

トランプ政権はこれまで、感染拡大の責任は中国にあると繰り返し強調してきましたが、今回、改めて厳しい姿勢を示した形です。

香港の民主活動家や学生など男女12人は2020年8月、香港から船で台湾に渡ろうとしたところ、中国海警局に拘束され、その後、密航の罪で起訴されました。12人はほとんどが香港での抗議活動に関連して逮捕・起訴されたあと保釈中で、香港国家安全維持法に違反したとして逮捕された民主活動家の男性も含まれています。

香港に隣接する中国南部の深※センの裁判所は30日の判決で、組織的な密航を主導したとして、男女2人に、それぞれ懲役3年と2年、民主活動家の男性を含むほかの8人には懲役7か月の実刑判決を言い渡しました。

また、拘束時18歳未満だった2人については、検察当局は不起訴とし、30日昼前、身柄が香港の警察に引き渡されたということで、香港の警察が今後、事情を聴くことにしています。

裁判所は、12人がいずれも罪を認めたとしていますが、詳しい審理の過程は明らかにしていません。

事件をめぐっては、12人の逮捕が明らかになって以降、家族側が、みずから選んだ弁護士による接見や家族の裁判の傍聴が認めらなかったとして厳しく非難していたほか、アメリカやイギリス、EUヨーロッパ連合からも、透明性を欠く審理だとして、強い懸念が示されていました。

※土へんに川。

#12港人

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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