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イエメン南部の都市アデンの国際空港で、30日、閣僚らを乗せた航空機がサウジアラビアから到着した直後に大きな爆発が相次いで起きた事件で、イエメン政府は31日、25人が死亡、110人がけがをしたことを明らかにしました。

イエメンのアブドルマリク首相は31日に開かれた閣議で「初期の調査結果ではイランの支援を受けるフーシ派が背後にいて、複数の誘導ミサイルが使われたことを示している」と述べ、爆発はフーシ派が関与したミサイル攻撃だったという見方を示しました。

ただ、フーシ派の関与を示す具体的な証拠には言及せず、フーシ派も公式な反応を示していません。

イエメンでは、サウジアラビアなどが支援する政権側とイランが支援するフーシ派との間で内戦が5年以上続いています。

政権側は先月、一時的に分裂していた勢力を取り込んだ新しい内閣を発足させたばかりで、新しい閣僚をねらった攻撃とみて警戒を強めています。

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