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UAE政府の発表によりますと、24日午前、弾道ミサイル2発を迎撃し、ミサイルの破片が首都アブダビ周辺に落下したということです。

地元メディアはアブダビで空が明るく光るのを見たという目撃者の話を伝えています。

UAEが軍事介入するイエメンの反政府勢力「フーシ派」の報道官は、アブダビのアル・ダフラ空軍基地に向けてミサイルを発射したと発表し「作戦を拡大させる用意がある」と警告しました。

一方、攻撃を受けてUAE政府は、フーシ派が支配するイエメン北部ジャウフ県でミサイルの発射基地を空爆したと発表し、当時のものだとする映像も公開して、素早い対応を強調しています。

イエメンでは、サウジアラビアUAEが支援する政権側と、イランが支援するフーシ派との間で、6年以上にわたって内戦が続いています。

フーシ派はこれまで軍事介入を主導するサウジアラビアへの攻撃を繰り返してきましたが、今月17日にはUAEの石油施設を攻撃し、外国人3人が亡くなっています。

フーシ派は再び攻撃を行うことでUAEを標的とする姿勢を鮮明にしていて、中東の国際都市も巻き込んだ応酬がエスカレートする事態となっています。

イラン核合意をめぐっては、アメリカのトランプ前政権が一方的に離脱し、イランへの制裁を再開したことを受けて、イラン側が対抗措置として核開発を加速させる中、核合意の立て直しに向けて、両国は、EUヨーロッパ連合などを介して間接的な協議を続けています。

こうした中、イランのアブドラヒアン外相は24日、首都テヘランで地元メディアを前に「技術的な交渉は大詰めを迎えており、今後、政治的な決断が必要なタイミングが近づいている」と述べました。

また、アメリカ側からさまざまな形で直接交渉の打診があるとしたうえで「よい合意が得られる段階に入り、アメリカとの交渉が必要になれば、それも排除しないだろう」と述べ、今後の協議しだいでアメリカとの直接交渉を検討する考えを示しました。

イランは、アメリカへの不信感からこれまで直接交渉には応じておらず、今後、両国の直接交渉が実現し、核合意の立て直しにつながるのかが焦点です。

これについて、アメリ国務省のプライス報道官は24日、記者会見で「われわれは直接交渉を行う準備はできている。核合意をめぐる協議などでイランに直接関与するほうがはるかに生産的だというのが、われわれの一貫した立場だ」と述べました。

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