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イタリアでは、新型コロナウイルスで8万人を超える人が亡くなり、経済も深刻な打撃を受けています。

連立政権は経済の立て直しに向けた計画をまとめましたが、連立に参加する少数政党の「イタリア・ビバ」が医療や教育への配分が不十分だとして批判し、政権から離脱しました。

このためコンテ首相は議会にみずからの信任を問う投票を呼びかけ、18日には議会下院で、19日には議会上院で、いずれも賛成多数で信任されました。

政権の崩壊は回避されましたが、連立政権は議会上院の過半数は失い、今後は難しい政権運営を迫られることになります。

投票に先立ち、コンテ首相は「新型コロナウイルスパンデミックが続き、多くの人が愛する人を失って苦しんでいるわが国の最も重要な瞬間に政治の危機が起きている」と述べ、政権を継続してウイルス対策に取り組む必要があると支持を訴えていました。

ドイツでは、感染者数は減少傾向にあるものの、19日の新たな感染者は1万人を超えていて、依然として深刻な状況が続いています。

メルケル首相は19日、記者会見し、変異したウイルスによって感染状況が大幅に悪化する事態を防ぐ必要があるとして、今月末までとしていた小売店の営業禁止などの措置を、来月14日まで延長すると発表しました。

また、新たに公共交通機関の利用や買い物の際に、一定の基準をクリアした医療用マスクの着用を義務化するとしたほか、企業などに対しては、従業員が在宅勤務を行えるよう可能な範囲で対応しなければならないとしています。

さらに、ヨーロッパの近隣の国々がドイツと同じような感染対策をとらない場合には、国境管理を導入する可能性もあるとしています。

会見で、メルケル首相は「多くの時間があると思うのは完全な間違いで、いま行動する必要がある」と述べ、より厳しい措置をとることに理解を求めました。

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