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公的年金の積立金を運用しているGPIFは、5日、去年10月から12月の運用実績を公表しました。

それによりますと、期間中の積立金全体の収益は10兆3528億円の黒字で、収益率はプラス6.29%となりました。

市場運用分の収益は、資産別では、
◇外国株式が5兆1656億円、
◇国内株式が4兆6517億円、
◇外国債券が5240億円、
◇国内債券が72億円の黒字となっています。

この結果、2001年度に市場での運用を始めてからの収益率はプラス3.37%で、累積の収益額は過去最大の85兆3011億円となりました。

また、GPIFが運用する積立金の総額も、去年12月末時点で、過去最大の177兆7030億円となっています。

GPIFは「新型コロナウイルスのワクチン普及への期待感に加え、景気対策財政支出や緩和的な金融政策の継続により、国内外の株式市場が上昇するなどした結果、運用実績がプラスになった」と分析しています。