仏 1月の出生数 去年に比べ大幅減 感染拡大で子作り控えたか #nhk_news https://t.co/j6twjiQkqA
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年2月26日
フランスの国立統計経済研究所によりますと、ことし1月に全国で生まれた子どもの数は速報値で5万3900人で、去年の同じ月に比べて8300人、率にして13%余りの減少になりました。
出生数は去年12月も7%の減少でしたが、減少幅はさらに拡大し、1975年以降で最大の落ち込みだということです。
理由について国立統計経済研究所は、新型コロナウイルスの感染拡大で、去年3月半ばから外出制限が始まり、先行きへの不安が広がる中で、子どもを作るのを控えたカップルが多かったのではないかと指摘しています。
また、去年3月から5月にかけて、不妊治療を行う施設が全国で閉鎖されたことの影響も考えられるとしています。
地元メディアは、感染拡大で仕事を失うなど家計が苦しくなったことも背景にあるという専門家の見方を伝えています。
国立統計経済研究所は「感染拡大の初期に子どもを作るのを数か月先延ばしにしたという一時的なものなのか、それとも1つの傾向の始まりなのか見極める必要がある」としています。
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