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アフガニスタンをめぐっては去年2月29日、現地に軍を駐留させるアメリカとタリバンが和平合意を締結し、タリバンアルカイダなど国際テロ組織と関係を断絶することなどを条件にアメリカ軍は合意から14か月以内に完全撤退するとしました。しかし依然としてタリバンによるテロや攻撃が相次ぎ、治安の悪化が続いています。

合意から1年になるのを前に、アフガニスタン情勢を分析する国連の監視チームで座長を務めるフィットンブラウン氏がNHKのインタビューに応じタリバンは軍事作戦でアルカイダの支援を受けるとともに支配地域ではアルカイダの戦闘員を保護している」と述べ、タリバンアルカイダと密接な関係を維持していると明らかにしました。

アルカイダは中東のサウジアラビアやエジプトなどの出身者で構成され、フィットンブラウン氏によりますと、アフガニスタンには現在北部や南部を中心に400人から600人の戦闘員がいて、タリバンに武器を提供したり合同で軍事訓練を行ったりしているということです。

タリバンアルカイダと関係を維持していることで現地ではアメリカ軍の撤退の遅れなど和平プロセスへの影響が懸念されます。

アフガニスタン北部で活動するタリバンの指揮官はNHKの取材に対し「われわれはアルカイダの戦闘員に武器や弾薬を提供し、彼らはわれわれの戦闘に協力してくれている。アルカイダの戦闘員が軍事訓練も行ってくれる」と述べ、アルカイダと日常的に連携して活動していることを明らかにしました。

そのうえで、アルカイダとはアメリカ軍など外国の部隊をアフガニスタンから撤退させるという目的を共有している」などと述べ、上層部の指示のもとアルカイダとの関係を維持していると強調しました。

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