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眞子さまは、今回の会見を一日千秋の思いで待ち望まれていました」

 とは、秋篠宮家の事情を知る関係者である。

「コロナ禍は終息の気配を見せませんが、眞子さまはかねて“結婚は30歳までに”と望まれていた。あるいは陛下の会見を機に、世間で結婚容認の気運が高まり、30歳となられる秋には挙式――。そんな流れを思い描かれていたのです。ところが当日、陛下のお口をついて出たのは、こうした展開には程遠いお言葉でした」

 そうした経緯は、昨年11月中旬に眞子さまが公表された「お気持ち」に遡(さかのぼ)る。眞子さまはこの文書の中で、ご自身と小室さんとの結婚が、

〈生きていくために必要な選択〉

 であると断言なさり、さらには、

天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております〉

 と、こうした想いを遂げることがあたかも“皇室全体の了承事項”であるかのような筆致で、世間に訴えかけたのである。ところが、

「会見での陛下は、その想いに応えるどころか、ご回答は実に現実的で、かつシビアなものでした」(同)

眞子さまが『お気持ち』の中で陛下のご様子を紹介なさった後、12月には、事態解決へいっこうに動こうとしない小室さんに痺れを切らした宮内庁の西村泰彦長官が、説明責任を果たすよう異例の苦言を呈しました。これによって、一宮家の私的トラブルが、完全に皇室全体の重要課題へと“格上げ”されたのです。ただ、それでも陛下にとっては皇籍離脱を前提とした姪の結婚であり、平成時代にご裁可をなさったのは上皇さま。今回は無難に“二人の気持ちを尊重します”“行方を静かに見守りたい”といったお答えに落ち着くのだろうと見られていました」

 ところが実際には、

「より踏み込み、むしろ突き放されたと言っても過言ではありません。眞子さまが今回のご回答に望みを託されていたのであれば、それも粉々に砕かれてしまうほどの衝撃だったと言えます」(同)

 というのも、陛下のご回答は、多くの示唆に富んでいるからである。さる宮内庁関係者が言う。

「1カ月にわたり熟慮を重ねて示されたお考えですから、陛下のお考えは揺るぎのないもので、かつ皇室全体のスタンスだと言えます。そこでは“尊重”“見守る”どころか、眞子さまに苦言を呈されている。秋篠宮殿下が昨年11月のお誕生日会見で述べられた内容をなぞる形で、国民から湧き起こる反対の声についてお認めになりつつ、ご家族間のコミュニケーションが不十分であると示されているのです。依然、ご一家で意見の一致も見られず、このままでは皇室の正式な婚姻の手順である『納采の儀』には進めない。そのように仰ったということです」

 皇室制度に詳しい名古屋大学大学院の河西秀哉准教授も、こう言うのだ。

「ご回答の中の『秋篠宮が言ったように』という言葉にも表れていますが、陛下は今回、この問題で弟宮と歩幅を合わせ、協調していく姿勢を示されたわけです。記者が引用した眞子さまの『お気持ち』の文章には直接触れず、また秋篠宮さまのように“認める”という言葉を使われなかったのも印象的でした。やはり、眞子さまが『お気持ち』の中で陛下のお名前を出されたのは、性急すぎたのではないでしょうか」

 というのも、

眞子さまのあの文面は“両親は認めていないが、皇室の長である陛下には報告し、見守ってくださっている。だから認めてほしい”というふうにも読めてしまう。陛下のお力を借りて無理にでもお父上を納得させようとしているようにも映りました。国民の中で賛否が分かれている問題に対して陛下が今回“そんなことは言えません”と、無難にかわされたのでしょう。総じて、ご兄弟がスクラムを組むことで“強行突破”させないようになさったのだと思います」

 現に、前出の秋篠宮家の事情を知る関係者が明かすには、

「昨年11月に『お気持ち』を公表される数週間前、眞子さま侍従職を通じて両陛下に“このような形で出させて頂いてもよろしいでしょうか”と、文書でお伺いを立てておられます。そして最終的には、公表前に陛下は文面を把握なさっている。陛下からすれば、眞子さまの想いに異を唱える理由などなく、従ってお気持ちの公表に反対されるはずもない。だから承諾されたわけです」

 が、そもそも、

「“気持ちを尊重して静かにお見守り”とは、文書をしたためられた眞子さまの受け止め方であって、陛下のご様子を客観的に描写されたものではありません。ところがそれを眞子さまは『陛下がご結婚を応援してくださっている』と解釈なさってしまった。そこが大きなズレとなったわけです」

 先の宮内庁関係者によれば、

「陛下は、コロナ禍にあって日頃から秋篠宮殿下とは電話などで連絡を密に取られています。今回の会見に臨まれるにあたっても、事前に殿下に“このような質問が来ています”と、眞子さまと小室さんに関する質問を明かした上でお考えを尋ねておられます。皇室全体の問題とはいえ、あくまで他の家が抱えるトラブルなので、直接に殿下のお気持ちを聞くことが不可欠だとご判断されたのです」

 眞子さまのお気持ちを尊重しながらも秋篠宮さまは、正式な手順を踏んだ結婚については「断固反対」を貫かれている。これはすでに本誌(「週刊新潮」2月11日号)で報じた通りであり、

「こうした揺るぎないお気持ちを陛下は聞き取り、弟宮のお立場を尊重しつつ、あのようなご回答をなさったのです。ご回答の中で、“小室さん”という固有名詞が一切用いられなかったのも、殿下との“調整”をへて歩調を合わせられた形でした」(同)

 さらには、上皇后さまの「ご憂慮」も少なからずあったという。

「初孫の幸せを誰よりも願いつつ、小室さんについて当初から懐疑的だったのは、他ならぬ上皇后さまです。昨年12月の長官の苦言も、こうしたご憂慮がベースにあって発せられたわけですが、となれば小室さんに対する姿勢は一枚岩でなければなりません。秋篠宮さまの会見、そして長官の苦言などと軌を一にすべく、陛下は今回、従来の姿勢をあらためて述べられたわけですが、会見に至るまでには上皇后さまとのご意思のやりとり、そして合意形成をなさっています」(同)

 あるいは眞子さまは“梯子(はしご)を外された”とお感じになったことだろうが、国民に寄り添い、ともに歩む皇室の長として、陛下は至極まっとうなご回答をなさったわけである。

「これまで“結婚強行”を貫かれてきた眞子さまですが、今回の陛下のご発言には“ご迷惑をかけてしまった”と動揺されているようです。皇族方にとって、陛下のおことばは何より重い。これまで祝福くださっていると思われていたのですから、その衝撃はなおさら大きいでしょう。

 責任感のお強い眞子さまですから、ここまで事態が大きくなったことに、いらだちすら覚えておられるそうです。その怒りの矛先は、事ここに至って何ら動きを見せない小室さんにも向かおうとしているようです」(皇室関係者)

 陛下のおことばに、秋篠宮家側の反応は鈍い。

秋篠宮さまは沈黙を貫かれているそうです。事前に陛下からご発言内容を聞かれていたとされるとはいえ、複雑な思いもおありなのでしょう」(皇室記者)

 次のような声もある。

「もともと皇室の中には、小室さんが“親族”となることを懸念される声も少なくなかった。そのため、“これで眞子さまが冷静になってくださればいい”と期待されるかたもいるそうです」(別の皇室関係者)

「国民が苦しんでいる中で、小室さんが“金銭トラブルは解決済み”などと表明したら、まさに火に油。いまは発言を控えているのでしょう。ですが、秋篠宮さまや宮内庁長官だけでなく、陛下までもが言及され、事態はこれまでになく大きくなった。小室さんはこれ以上“無視”し続けることはできないでしょう。

 両陛下は3月11日、東日本大震災の追悼式に臨席されます。小室さん側が対応に二の足を踏んでいる間にも、皇室は動き始めている。宣言が明けたら、すぐにでも動かざるを得ない状況にあるのです」(別の皇室ジャーナリスト)

 結婚には「国民の祝福」が必須。だが、「宮内庁への抗議の電話は多いときには1日に200件近い」(別の宮内庁関係者)というから、いまのままでは祝福とは程遠い。

「小室さんは2019年1月、“借金問題は解決済み”とした文書を発表。しかし、事態は収束に向かうどころか、さらに悪化した。つまり、文書では意味がなく、残された手段は会見を開くことだけです。眞子さまはいま、とにかく焦っておられる。小室さんが陛下の注文を無視し続けるのであれば、いよいよ眞子さまも小室さんに詰め寄るほかありません」(前出・皇室関係者)


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