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「西村長官が文書を高く評価したとみる向きがあり、宮内庁には“長官はなぜ文書を認めるのか”と抗議する声が届いています。しかし、西村長官は『経緯は理解した』とは言っていますが、『内容を評価する』とは言っていません。本音では、内容に疑問を抱いているはずです。

 実際、ある幹部は“文書を読んで震撼した。あんな一方的で矛盾だらけの論文みたいな文書で国民に受け入れられるはずがない。何か思い違いしているのではないか”と不満をあらわにしていました」

 宮内庁内部には少なからずそんな鬱憤がたまっている。しかし、そうした意見が表になることはない。なぜか──。

「言葉を失うぐらいの衝撃を受けている。それは『小室文書』についてではない。内親王である眞子さまが、小室家の借金トラブルの対応に積極的にかかわられ、眞子さまのご意向でここまでこじれてきたことがはっきりしたからだ」

 皇室のなかからは、こんな悲愴な声が聞こえてきた。文書発表の翌9日、秋篠宮家の最側近である皇嗣職大夫は会見で、Aさんに解決金を払わないという小室家の基本方針は、「眞子さまのご意向が大きかった」と明かした。

秋篠宮ご夫妻も小室文書について、金銭トラブル解決のための対応が目に見える形になるべく努力している、と評価する受け止めをされているそうです。眞子さまのご意向が反映され、秋篠宮さまも紀子さまも、文書を評価された。文書の公表の方法については、事前に秋篠宮家の側近に相談されていたので、この文書は事実上、秋篠宮家の“公認”のものといえるでしょう」(皇室ジャーナリスト)

 現在に至るまでの小室家の借金トラブルに対する頑なな態度や、それを正当化する文書は、そもそも秋篠宮家の“お墨付き”──そうであれば、皇族方を支える立場である宮内庁職員が身動きを取れないのは当然だ。「この状況に絶望している」と語るのは別の宮内庁関係者だ。

秋篠宮家は“次の天皇家”で、宮内庁として絶対にお護りしなければならない対象です。忸怩たる思いを抱えていても、眞子さまのご意向を否定することは、誰にもできないのです。それは、たとえ長官であっても、です」

 2年ほど前、「婚約前だから他人の家について何か言うのははばかられる」とおっしゃったのは秋篠宮さまだったが、実際には眞子さまを中心として、小室家の借金トラブルに“介入”。結果として、一般人であるAさんは追い込まれ、泣き寝入りに近い状態にある。

「戦後、歴代の天皇を中心に皇族方は、あらゆる民間の競争や紛争に、徹底して中立を貫いてこられました。特に、お金や経済に関することには注意を払われてきた。もし一方に“皇室の権威”が加担すれば、不平等になるからです。

 しかし、眞子さまはそうした注意を払われず、積極的にこのトラブルにかかわられ、いまでは、秋篠宮家や宮内庁幹部が一方的な主張である『小室文書』に権威を与えてしまっている。一般人のAさんにしてみれば、どれほど恐ろしいことでしょうか」(皇室記者)

「この文書を読んでまず思ったのは、なぜ圭君はいまこんなものを出したのかということです。宮内庁長官などから金銭問題についての説明責任を求める発言がありましたので、いずれ何か世間に対して説明をする機会があるとは思っていました。

それが大量の文書の発表という形だったので、非常に驚きました。内容はひたすら自分たちに非はなく、悪いのは私であるという主張が書き連ねてある。とても誠実な対応とは思えず、強い違和感を持ちました」

「私が返金の請求をやめようと考え始めた理由はいくつかあります。ひとつは'19年7月から始まった小室家側との話し合いが、こちらが金銭を貸した側にもかかわらず、先方の態度が誠意あるものではなく、徒労感ばかりが募ったこと。

そして、自分という存在が眞子さまと圭君の結婚の障害になっていると自覚があり、悩み続けていたことです」

「金銭は、どれも佳代さんから『ヘルプしてください』『助けて頂けませんか』といった要請があったので、渡したものです。

『全面的にバックアップします』といった発言も、あくまで必要があればお渡しするという趣旨の言葉です。

それをあたかも私が積極的にどんどん出しますよ、と言っていたかのように書かれているのには納得できません」

「私はあくまで佳代さんから『入学金などの学費が払えないから助けてほしい』と聞かされて振り込んだだけです。時期が違うと言われても、確かめる術はありません。

そもそも、小室家という家計に入ってしまえば、すべて同じおカネなわけですから、いまさら『元婚約者から学費の援助は受けていない』と言われても、困惑するばかりです」

「以前からいつか婚約解消を告げなくてはならないと考えていて、覚悟を決めて切り出しました。

事前に私から『今日は大事な話がある』などと伝えていたわけではなかったので、圭君が録音していたと知り、驚きました」

「申し訳ないのですが、10年近く前のことなので、私のほうは細かいやり取りまで記憶に残っていません。

ただ、渡した金銭の話になり、『一度に全額を返してもらわなくてもいい』という趣旨の言葉は言った記憶があります。そういった話の文脈で『(以前ならおカネを)返してもらうつもりはなかった』と言った可能性はあります」

「私が婚約解消を切り出した場で、その理由を答えなかったのは、そこに圭君が同席していたからです。

まだ大学生の彼の前で『あなたのお母さんから、生活費やあなたの学費といった名目で金銭を要求されたことが理由です』とはとても言えません。

彼が『自分のせいなんだ』と大きなショックを受ける可能性があるかもしれないと思った。それで理由を伝えられなかったのです」

そもそも元婚約者は昨年11月13日に眞子内親王が出した「泣き落とし文書」を読み、返金を諦めたことを表明していた。「眞子さまを苦しめたくない」という気持ちに加え、相当の嫌がらせもあったのだろう、ほとほと疲れた様子が伺えた。

にもかかわらず、そうした相手に追い打ちをかけるように、小室さんは「名誉のため」と自己弁護に走った。まるで死者に鞭打つ行為に見えたのは、筆者ばかりではなかったはずだ。だからこそあの「言い訳文書」には、国民から多くの批判が寄せられた。

それからわずか4日後に、小室さんは上芝直史弁護士を通じて「解決金を支払う意思がある」と表明した。

これについて4月13日に放映された「羽鳥真一モーニングショー」(テレビ朝日系)で皇室ジャーナリストの山下晋司氏は、まず言いたいことを伝えておき、借金ではないことを強調した上で、最終的に解決金を渡すことで解決しようというやり方だと解説。これを「なかなかうまいやり方だ」と絶賛した。

さらにいえば今回の騒動により、国民が期待する皇室としての誇りも美徳も、吹き飛ばされた思いがする。それでもこのまま突き進もうとするのなら、皇室の将来を憂う国民はいなくなり、皇室の存続すら危うくなる。皇嗣ご一家にはそれをご存知なのかと伺いたい。

小室圭さんが4月8日に公表した金銭トラブルに関する長文の説明文書がさらなるバッシングを呼んでいます。これはむしろ大炎上を狙って国民感情を蔑ろにしたともいえる内容であり、誰もが望んでいない「理屈」に固執してしまった結果と考えられます。

そのわずか4日後の4月12日には小室さんの代理人が、小室さんが「解決金」を支払い、金銭トラブルを解決する方針であることを明らかにしましたが、一貫性のなさが際立つ以外の効果がない混乱を巻き起こしています。

筆者は以前、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室さんの結婚を困難にしている小室家の金銭トラブルに触れて、進化心理学の図式を用いて特定の情動を刺激する“文化的な地雷”の重大性を指摘しました。

そもそも日本人にとって皇室は、今もなお極めてセンシティブなものであり、俗人的な人々に利用されることを好みません。皇族入りする民間人への批判が繰り返されてきた歴史を見てもそれがよく分かります。

つまり、国民の目には、金銭トラブルを何年も放置し続け、世間を騒がせている不誠実な親子が(皇室とつながろうとする限りにおいて)「神聖な支柱を冒涜する人々」に映るというわけです。

しかも今回、タイミングが悪いことに、元婚約者から借金したとされる400万円が実は借金ではないとする「理屈」を書き連ねた、庶民には甚だ読解しづらい注釈付きの論文のような28枚の文書を発表し、ハイトが主張した道徳基盤のうちの「公正」のモジュールを著しく発火させました。

菊と刀』(長谷川松治訳、講談社学術文庫)を著した文化人類学者のルース・ベネディクトの日本人論が有名ですが、日本人にとって重要な倫理基準は、誠実、恩や義理を重んじる「誠(まこと)」の心なのです。

ハイトは公正モジュールの直接的な引き金について、「他人が自分に示す協力的、もしくは利己的な態度」が挙げられるとしています。相手が信用に足る人物かを見極め、他人に付け込まれないように協力関係を結ぶという適応課題に対応する過程で進化したのです。

日本人の公正モジュールは、「誠」の心への関心に宿ると言っても過言ではないでしょう。この場合、法的に借金であるか否かは問題ではありません。ましてや「誤った情報の訂正」ですらありません。

法学者の川島武宜は、日本人の特徴として、法律を杓子定規に実施せず、現実との間に本来的に妥協が予定されており、それこそが「融通性のある」態度として高く評価される傾向があると述べていますが、これは個人が持つ権利についても当てはまります(『日本人の法意識』岩波新書)。

いくら法的に借金ではないと弁明可能な事柄であっても、ロジックにこだわり過ぎて人情を後回しにしてしまうと、恩や義理を欠いた「融通のきかない」人とみなされるのです。

ここでルース・ベネディクトの「『恩』は負債であって返済しなければならない」という規範の分析が参考になります。「人は恩人に、これらの負債を『支払う』、また『これらの義務を返す』、すなわちこれは、積極的な返済の見地から見た場合の義務である」(『菊と刀』)。

話をまとめると、小室圭さんを巡るバッシングは、ハイトの道徳基盤理論を参照すると、日本人の「神聖」と「公正」という2つのモジュールを劇的に作動させた結果であるだけでなく、この2つのモジュールの相乗効果によって怒りや反発が果てしなく増幅する格好になっています。

さらには、権威モジュールと忠誠モジュールにも飛び火している可能性すらあります。権威モジュールは、「権威や地位に対して、あるいは人々が分相応に振舞っているかどうかについて、私たちを敏感にする」もので、安定的な伝統や制度、価値観を覆す行為などがその引き金になるとしています。

現状をみると、皇室という権威や地位に相応しくない振る舞いをする者が、その権威や地位と類縁になるというふうに捉えられた場合、伝統や制度、価値観を脅かすものと認識され得るのです。

忠誠モジュールは、チームプレイヤーを見分ける際に役立つもので、プレイヤーには信用と報酬を与えるものですが、チームを裏切る者を傷付け、追放するよう仕向ける特性もあります。国民を1つのチームとすれば、国民の声を無視する態度としての集団への背信にその片鱗がうかがえます。

これらを総合すると、ハイトが唱える6つの道徳基盤のうちの4つのスイッチがオンになる極めて危険な状態になっているといえるのです。

仮に解決金が支払われ、元婚約者と話し合いが進み、金銭トラブルの問題がなくなったとしても、論拠としてきたハイトの枠組みを踏まえれば、すでに国民の情動に不審や嫌悪が強固に根付いてしまっていることから、(金銭トラブルなどが発覚する前のように)元通りになることはほとんど不可能と考えられます。

当事者の「理屈」がどれだけ精緻に組み立てられていても、周辺の「感情」を上手く手当てできていなければ、この未曾有の炎上を止める手立てはないということなのです。

 しかし、九段下総合法律事務所の伊倉秀知弁護士は「この録音は決定打にはなり得ない」と断言する。

「第一に、一部だけを切り取った録音データは証拠として不充分です。録音データは“すべて出す”ことが大前提。どのような流れでその言葉が出たのかがわからないと、判断のしようがないからです。

 また、この録音が“隠し録音”であることも問題です。当事者間の合意がない録音は証拠として認められないこともあります。そうした性質の録音データなので、法的な証拠というよりも、世間に公表したことを含めて、ある種の“牽制”の材料のようなものになっているといえます」

 それでも公表に踏み切れたのは、眞子さまの存在があってこそではないか。

眞子さまは借金トラブル発覚後、しばらくして録音の存在を打ち明けられたようです。それをもって“法律の専門家”の小室さんの言葉を信じられ、“お金を返す必要はない”というご意向を持たれたといいます」(皇室記者)

 この録音データは、眞子さまを懐柔しただけではない。宮内庁関係者はいう。

「常識的に、一般の会話のなかで録音する人がどれだけいるでしょうか。よほどの意図がなければ録音するなんて思いもよらない人が大半でしょうが、小室さんは咄嗟に“隠し録り”をする人なのです。小室さんにとって、録音は特別なことではなく、日常的な手段であることが、いちばん恐ろしいことです。

 これまでの眞子さまとのプライベートなやりとりも、音声録音や動画、写真、さまざまな方法で保存されている可能性があります。今後、結婚の行方が小室さんにとって納得のできない事態になれば、それらが暴露されてしまう可能性を、関係者たちは本当に恐れている」

 録音のターゲットになった可能性があるのは、眞子さまだけではないだろう。

「小室さんは何度も秋篠宮邸を訪れています。そこで、秋篠宮さまや紀子さまと交わしたごくごく私的な会話や、結婚に関連するお金の話、金銭トラブル発覚後の相談などが逐一、記録されていたとしたら……。眞子さまから録音データの存在を聞かれ、秋篠宮ご夫妻も強く憂慮されたのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

眞子さまと小室さんは、納采の儀などの儀式を伴わない“駆け落ち婚”をし、1億5000万円ほどの一時金も支払われないだろうという見方が強まっていました。しかし、小室さんが『録音する男』であることが判明した以上、秋篠宮家は小室さんに屈服し、希望通りにせざるを得ないでしょう。一時金は支払われ、儀式も行われると思います。小室さんが準皇族的な活動をしたいと言えば、それも認めざるを得ない。

 最短のスケジュールである10月での結婚で、小室さんと佳代さんはカネも地位も手に入れることが濃厚になってきました」(前出・皇室関係者)

 眞子さまを止められなかった秋篠宮家に、将来の天皇家に声を上げられなかった宮内庁。この結婚に、もう壁はないのか—─。

「皇室のトップである天皇陛下か、平成の30年間で天皇家の要であり続けた美智子さま。おふたりしか、“最後の砦”になり得ません。秋篠宮さまも眞子さまも、おふたりのおことばは受け入れざるを得ないでしょう」(皇室ジャーナリスト)

 陛下は今年2月、眞子さまのご結婚問題について“ご両親とよく話し合うように”と対応を促していた。

「国民との信頼関係を誰よりも大切にされてきた陛下と美智子さまが、国民からこれほど不満が噴出しているご結婚をどうお考えになられるか。当初より、眞子さまのご結婚問題は“家族全体の苦しみ”と捉えられ、いちはやく小室さんの性質を心配されたのも美智子さまでした。

 国民と皇室の結びつきはいま、危機的な状況を迎えているといっていい。国民の抗議がこれだけ宮内庁に届いているのです。“小室文書では国民は結婚を祝福できない”と秋篠宮家周辺に助言され、解決金などのさらなる対応を求められたのは、おふたりのどちらかかもしれないとまことしやかに囁かれています」(別の皇室関係者)

 令和皇室はいままさに大きな試練を迎えている。

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