オーストラリア 州政府と中国の「一帯一路」協力協定破棄発表 #nhk_news https://t.co/Lv8Z0djDyN
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月21日
オーストラリアのペイン外相は21日夜、南東部ビクトリア州の政府が中国の巨大経済圏構想「一帯一路」への協力のために2018年と2019年に中国政府と結んだ2つの協定を破棄するという声明を出しました。
オーストラリアでは、去年、国内の州や地方自治体が外国政府とすでに結んでいる協定などを国が審査し、国益に反すると判断した場合は破棄できる法律が成立していて、今回はこの法律を適用したとしています。
破棄の理由についてペイン外相は「オーストラリアの外交政策と一致しないか、外交関係に悪影響を及ぼすと判断した」と説明しています。
オーストラリアと中国は新型コロナウイルスの対応をめぐって関係が冷え込んでいて、首都キャンベラにある中国大使館は今回の発表に対し「オーストラリアによる中国への不当で挑発的な動きだ。両国関係をさらに傷つける」とするコメントを出し強く反発しています。
オーストラリアはこのほか、ビクトリア州政府が、シリアとイランとそれぞれ結んでいた、科学や教育に関する協定についても、この法律に基づいて破棄するとしています。
中国 王毅外相 処理水放出方針「方法を再検討すべき」 #nhk_news https://t.co/Hexcb8mFbE
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月22日
日本政府の決定をめぐって、中国政府は強い不満を表明していて、今月15日には中国外務省の呉江浩次官補が、北京駐在の垂秀夫大使を呼んで抗議しています。
中国外務省によりますと、王毅外相は21日、ドイツのマース外相とオンライン会談を行った際に「方法を再検討し、利害関係国やIAEA=国際原子力機関などと十分に協議して慎重に処理すべきだ」と述べたということです。
日本政府の決定については、IAEAも支持する考えを示していますが、中国としては、ほかの国との外交の場でも言及することで、方針の撤回を求めるねらいがあるとみられます。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制