タイ 反政府デモ中心メンバー保釈 王室侮辱しないことなど条件 #nhk_news https://t.co/Ft9RQDMMKE
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年5月11日
タイでは、去年7月から王制改革やプラユット首相の辞任を求める反政府デモが相次いでいますが、ことし1月以降、当局が王室への中傷を禁じた不敬罪を適用して参加者の摘発を進めています。
このうち、不敬罪で起訴されたあと首都バンコクの拘置所で勾留されていたデモの中心メンバーで学生のパリット・チラワック氏について、裁判所は、11日保釈を認める決定を出しました。
弁護士によりますと、パリット氏は当局の対応に抗議して拘置所で50日余りにわたってハンガーストライキを行い、健康状態が悪化しているということです。
一方、裁判所によりますと、今回の保釈の条件には社会の混乱を招くSNSの投稿を控えることや、王室を侮辱しないことが盛り込まれました。
このため一部の地元メディアは王制改革を訴える従来のようなデモは難しくなり、デモ隊は戦略を再考を迫られていると指摘しています。
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