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「文書が公表された翌日の4月9日、皇嗣職を束ねる皇嗣職大夫が“話し合いもせずに解決金を渡すことはしない”という小室さん側の基本方針について、眞子さまのご意向が大きかったと明かしました。また文書について“いろいろな経緯があったことを理解して下さる方がいらっしゃればありがたい”という、眞子さまご自身の談話も紹介された。皇族のお立場で民間人のトラブルに深く関わり、かつ一方の側に与(くみ)して相手方と向き合われていた実態が明るみに出てしまったのです」

 従来、皇室はいかなる時にも国民に寄り添い、思いを共有なさることで敬愛の念を抱かれてきた。それは皇室の長たる天皇陛下が、

〈国民の中に入っていく皇室を目指したい〉

 とのご意思を、浩宮であられた昭和時代より繰り返し口にされてきたことからも明らかである。ところが眞子さまは、いまだ“婚約内定者”でしかない小室さんのため、彼の恩人でもある男性への攻撃にコミットなさってしまった。まさしく前代未聞の“不祥事”であるが、その帰する所は、やはり近代皇室において例のないフィナーレになりつつあるという。

「お二人の気持ちはもはや止められず、いかに小室文書への批判が高まろうとも、“結婚ありき”の流れは変わりそうにありません」

 さる宮内庁関係者は、そう前置きしながら、

「我々の本音は“これ以上、両陛下や上皇ご夫妻をはじめ皇室がダメージを受けないよう、トラブルは早く片付けたい”というもの。それは、中身はさておき長官や皇嗣職大夫が、小室さんの文書に一定の評価を与えたことからも明白です」

 換言すれば宮内庁は、トラブルに巻き込まれるどころか積極的に介入なさって“当事者”となられた眞子さまに、ご結婚による皇籍離脱を促しているわけだ。

 もっとも、秋篠宮家の事情を知る関係者によれば、

「昨年11月のお誕生日会見で秋篠宮殿下は“二人の結婚を認める”としながらも“結婚と婚約とは別”と、はっきり口にされました。このお考えは今も一貫しておられ、令和の両陛下をお支えする皇嗣家の長として、殿下には『皇族としての娘の結婚』を認めるお気持ちは全くありません」

 小室さんは今回、文書公表のわずか4日後に解決金を支払うと言い出したのだが、

「殿下は落胆されて“もう彼に求めても仕方がない”と、諦めに近い思いを抱かれたと聞き及びました。多くの人が納得する状況には至っておらず、納采の儀をはじめ皇族としての儀式を執り行うわけにはいかない。また、そのハードルを下げる必要もありません。でなければ、今度は殿下が世の批判を浴びることにもなりかねないのです」(同)

 となれば眞子さまには、まず皇籍を離脱されて民間人となり、しかるのちに小室さんと添い遂げるといった道しか残されていないのではないか。

「こうした形での女性皇族のご結婚は、少なくとも明治以降では初めてのケースとなります。眞子さまいわば“追い出される”格好となり、皇室や宮内庁からすればむろん本意ではない。それでも、この問題を抱え続ければ皇室に対する国民感情は大いに毀損されます。その影響は計り知れませんが、事実上の追放による“離脱婚”であっても1億4千万円もの一時金は支払われますから、小室さん側としても大きな目的は達成できるわけです」(前出・宮内庁関係者)

 将来を覆いつつあるリスクは、すみやかに“損切り”せざるを得ないというのだ。宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司氏も、

「皇室は公平でなければなりません。その点で現在の眞子内親王殿下のお振る舞いは、皇族として望ましいお姿ではありません。一方で、小室家に嫁ごうとされているお方ですから、この問題については当事者という意識も強くお持ちなのでしょう。皇族としてのお立場と、私的な当事者としてのお立場を比べた場合、公よりも私が勝(まさ)ってしまうのは仕方ないのかもしれません」

 としながら、こう続ける。

「皇室と国民とは、信頼関係で結びついています。現在の眞子内親王殿下のお振る舞いはそれを崩しかねませんが、その影響を将来にわたってできるだけ少なくすることを考える時期に来ています

「かねて紀子妃殿下は、悠仁さまを東大に進ませたいとご希望されており、そのため進学先はお茶の水と提携制度のある筑波大附属高だと見られていました。一方で農業への関心が高い悠仁さまは、一昨年の秋には殿下とご一緒に東京・世田谷にある農大一高の文化祭を訪ねられている。殿下も、将来はその方面に進んでほしいとお考えです」(前出・ご一家の事情を知る関係者)

 健やかなご成長ぶりが窺えるが、この間、決して平穏な生活が続いたわけではない。というのも、

悠仁さまが小学校5年生の時、小室家の金銭トラブルが発覚しました。以来、お住まいは“非常事態”に突入し、小室さんや母親の佳代さんが説明のため慌ただしく出入りすることもあったのです」(同)

 時には秋篠宮さまと紀子さまが、解決策への方針を巡って激しい言い合いをなさる場面もあったといい、

眞子さまはご両親と会話を交わされなくなり、ご家庭内は険悪なムードに。姉宮に寄り添って結婚を応援する談話を公表された佳子さまが、バッシングを受けたこともありました。多感なお年頃だった悠仁さまは、小室問題に端を発した“不和”の数々を目の当たりにされてきたのです」(同)

 こうした情景の刷り込みは「帝王教育」において望ましいはずがなく、何より今秋は将来の進路を決める重大な時期。その最中、眞子さまの問題がなお重い影を落としているのだとしたら、由々しき事態である。

悠仁さまのお振る舞いには最近、気になるところがありまして……」

 そう明かすのは、先の宮内庁関係者。これまで紀子さまとご一緒のお出ましで、悠仁さまが突然お一人で歩き出され、紀子さまが慌てられる場面があったことから“第2次反抗期か”などと報じられてきたのだが、

「最近も、宮邸で紀子さまが職員らと話をされていた際、ちょっとした言い間違いをなさったのですが、それを横でお聞きになっていた悠仁さまが、強い言葉で紀子さまを面罵なさったのです。周囲に人がいたこともあり、紀子さま悠仁さまのお振る舞いをたしなめることもままなりませんでした」

 あるいは、成長期の御身に過重なストレスがのしかかっているのだろうか。精神科医ラカン精神分析)の片田珠美氏は、

「一般的に緊張感の漂う家庭で育った方は、成人後、精神的に不安定になりやすい傾向があります。悠仁さまがそうした環境で思春期を過ごされるのだとすれば、情緒不安定になられるおそれも否定できません」

 そう指摘した上で、

悠仁さまからすれば、これまでご自身に笑顔で接してこられた紀子さま眞子さまの仲がとげとげしくなるのをご覧になり“女性はここまで険悪になるのか”と、将来的に結婚や恋愛に不安を感じられる可能性はあります。それは“家庭を持った時、妻と娘、あるいは妻と母との関係はこうなるかもしれない”という不安です。従って、ご結婚相手を選ばれる際、過度に消極的になられてしまうおそれも十分あります」

 皇室ジャーナリストの神田秀一氏が言う。

「問題が浮き彫りになった以上、未来の天皇陛下となられる悠仁さまに、小室さんが何らかの影響を与える立場となるのはよろしくありません。今回は宮内庁をはじめ、皇室全体の意識の甘さが露呈してしまいました。“天皇陛下や皇室はどうあるべきか”というテーマをしっかり考え、未来のお世継ぎをお育てしていかなければなりません」

 その時期を逸すれば、取り返しのつかない事態となるに相違ない。

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