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宮内庁の内部の色んな人たちに話を聞いていて共通しているのは、これだけ国民の反対がある中で結婚に突き進むのは良いことではないということですね」

 と、宮内庁担当記者は話す。

「まさに満を持して小室さんが文書を発表され、眞子さまも“これでやっと”という思いでいらっしゃったようです。疑問や疑惑にしっかり答えることで国民の理解を得て、祝福される環境ができると考えられていたわけですが、国民の反応はまったく逆でした」

 これは眞子さまに限ったことではないですが……として、こう続ける。

「報道にはできるだけ目を通されています。今回の件も、どうしてここまでバッシングがあるのか、国民に理解されないのかについて落ち込まれてはいるものの、世論の反応を冷静に見つめていらっしゃるということでした」

「必ずしもそういうことではありません。小室さんとの結婚を破談にしたいとかいったん冷却期間を置きたいとか、そういうお気持ちがあるわけではないようです。ただ、小室さんが発表された文書に良くないところがあるとしたらどこなのか、どうすべきだったのか、これからどうすればよいのかということをじっくり静かに考えていらっしゃるようです」

 文書が出るまでは、一連の問題や疑惑は小室さんの母・佳代さんを対象とするものだった。しかし、秋篠宮家の最側近の加地隆治・皇嗣職大夫がその後の定例記者会見で、眞子さまの「今回発表された文書を読まれて色々な経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」とのコメントを明らかにしたことで、事情が変わったのだった。

皇嗣職大夫はその会見の際に、小室さんが文書で触れたように、話し合いなしにお金を渡すという選択を取らないことについて、“眞子さまの意向が大きかったと聞いている”とも話しています。文書は眞子さまと小室さんとのいわば合作であり、眞子さまも当事者となられたわけですね。この点についても眞子さまは、悪かった点があるとしたらどういうところなのかを振り返って考えられている様子だと聞いています」

宮内庁の人が言うには、小室さんが帰国して2人揃って記者会見することに警戒をしているようです。会見してもアレコレ突っ込まれて矛盾点が露見するだけという見方もありますが、当事者となった眞子さまが丁寧に質問にお答えになることで、国民の不満や批判のトーンが下がっていく可能性も否定できないということでした。例えば会見で記者が、“元婚約者に対してどう思いますか?”と問われた際に、“申し訳なく思います”などとお答えになれば、記者がそれ以上、質問を重ねることはなかなか難しいのではないかと確かに思いますね」

 今回の結婚については、将来の天皇陛下となる悠仁さまの姉君である眞子さまのお相手として小室さんはふさわしくないのではという国民の声も根強い。

「そうですね、そこは本当に宮内庁からも異口同音のように聞こえてきます。公と私の問題と言ってもいいでしょう。秋篠宮さまが去年の誕生日会見で“結婚を認める”とおっしゃった際に、憲法の規定を持ち出されましたね。あれは、眞子さまの思いをそのままお話しになったのではという指摘もあります。その意味では、皇族であり、将来の天皇陛下の姉に当たるという以前に、ひとりの女性であるという意識の方が強いように映りますね」

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