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8月下旬に投票が行われる横浜市長選挙をめぐり、自民党は、これまでは現職の林市長を推薦しましたが、今回は地元の組織が支援は困難だという考えを伝え、別の候補者を擁立する方向で調整を進めていました。

こうした中、党の神奈川県連の会長を務める小此木八郎国家公安委員長が、市長選挙に立候補する意向を固め、関係者に伝えたことが分かりました。

小此木氏は「県連会長を務める自分が立候補するしかない」と話していて、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の横浜市への誘致計画は見直す意向を伝えているということで、近く閣僚を辞任する方向で調整が行われる見通しです。

小此木氏は、衆議院神奈川3区選出の当選8回で、55歳。

安倍内閣国家公安委員長として初入閣し、菅内閣でも国家公安委員長に起用されました。

横浜市長選挙には、これまでに横浜市議会議員の太田正孝氏(75)、動物愛護団体代表理事の藤村晃子氏(48)、元衆議院議員福田峰之氏(57)が無所属での立候補を表明しています。

現職の林市長は態度を明らかにしていません。

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