エチオピア 政府軍が対立する北部の州を空爆 死傷者多数か #nhk_news https://t.co/Pwqha1TLdi
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年6月25日
AP通信などはエチオピア北部のティグレ州で今月22日、市場が空爆され、市民を含む数十人が死亡し、多数のけが人が出ていると伝えました。
現地からの映像には、州都メケレの病院に女性や幼い子どもを含むけが人が次々に運び込まれ、手当てを受けている様子が映っています。
エチオピア軍の報道官は24日、空爆を行ったことを認めたうえで政府と対立する少数民族の戦闘員が集まっていた場所をねらったと説明しました。
市民が巻き込まれたとする報道については否定し、詳しい状況は今後、明らかになるとしています。
一方、国連の報道官は24日、状況の把握のためにスタッフを現場に向かわせようとしているものの、エチオピア政府が立ち入りを許可しないとして不満を示したほか、アメリカ国務省もエチオピア軍が医療関係者の立ち入りを阻んでいるとして強く非難しています。
エチオピアでは、ノーベル平和賞を受賞したアビー首相が続投を目指す議会選挙が21日に行われ、現在、開票作業が続いていますが、今回空爆を受けたティグレ州は投票から除外され、対立が一層深まっています。
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