米軍がタリバンを空爆 和平合意後 初か #nhk_news https://t.co/3O889bqKA7
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月4日
アフガニスタンに駐留するアメリカ軍の報道官は4日、南部のヘルマンド州でタリバンが政府の治安部隊に相次いで攻撃をしかけたとして、タリバンに対し空爆を行ったとツイッターで明らかにしました。
そのうえで「空爆はタリバンの攻撃を抑えるための防御的なものだ」と強調した上で、タリバンに対し攻撃の停止とアメリカとの和平合意の維持を求めるとしています。
アメリカとタリバンは、2001年の同時多発テロ事件以降続くアフガニスタンでの軍事作戦をめぐり、先月29日、アメリカ軍の完全撤退を含む初めての和平合意に署名したばかりで、アメリカ軍による空爆は和平合意のあと初めてとみられます。
アメリカとタリバンは事実上の停戦にあたる1週間の「暴力の削減措置」に先月、合意しましたが、その後も南部や北部などでタリバンによる攻撃が散発的に続いていて、アメリカ軍による空爆は和平合意の着実な履行に向けてタリバンをけん制した形です。
タリバンとアフガニスタン政府は今月10日にも直接対話を行う見通しですが、タリバンの反発は避けられず、和平合意への影響が懸念されています。
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