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国連は1か月の間におよそ3万人が国内避難民になっていると警鐘を鳴らしています。

アフガニスタンでは反政府武装勢力 タリバンが攻勢を強め、10日は西部ファラー州と北部バグラン州の州都を制圧したと宣言し、これまでに合わせて8つの州都がタリバン支配下に置かれたとみられます。

治安状況が比較的落ち着いている首都カブールには戦闘やタリバンの支配を逃れようと、多くの人たちがやってきていて、10日は数千人が市内の空き地に集まっていました。

タリバンが制圧を宣言した北部タハール州から来た男性は「カップの1つさえ持ち出すことができなかったが、家族の命だけは助けることができた」と話していました。

同じタハール州から来た別の男性は「2日前にたどり着いた。今も戦闘は続いていて、私の家も燃やされた。これからどうしたらよいのかわからず、途方に暮れている」と話していました。

OCHA=国連人道問題調整事務所は、先月3日から今月5日にかけて、家を追われた人はおよそ3万人に上ると分析し、国内避難民の増加に歯止めがかからない状況に警鐘を鳴らしています。

ロシア軍は今月9日から中国の人民解放軍と大規模な合同軍事演習を行っています。

ロシア国防省によりますと、インド軍との間でも今月1日から南部で合わせて500人が参加した演習を行っているということです。

この中では戦車や軍用ヘリコプターを投入してテロリストから人質を解放する任務を想定した演習を行っていて、ロシア国防省はインド軍との連携を強化するとしています。

プーチン大統領は先月、6年ぶりに改訂した国家安全保障戦略で、アジア太平洋地域での安定と安全を確保するため、中国だけではなくインドとも関係を発展させる方針を示し、インドとの間で外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2プラス2を行うことも予定しています。

プーチン政権は来月、極東のウラジオストクで恒例となっている東方経済フォーラムを開きますが、政府系の主催団体は9日、インド側の参加を歓迎する趣旨の声明を出していて、ロシアは中国とのバランスをとるうえでもインドとの軍事や経済関係を重視する動きを強めています。

#反ロシア#対中露戦

アフガニスタンでは、現地に駐留するアメリカ軍が今月末までの完全撤退に向けて撤収作業を進める中、反政府武装勢力タリバンが攻勢を強めていて、タリバンはこれまでに合わせて8つの州都を制圧したと宣言しました。

これについてバイデン大統領は10日、ホワイトハウスで記者団に対し「われわれはアフガニスタン軍を訓練し、最新の装備も提供してきた。彼らは自分たちの国のために戦わなければならない」と述べ、アフガニスタン軍が治安の維持で主導的な役割を果たす必要があるという考えを示しました。

そのうえで、バイデン大統領はアメリカは引き続き支援をするが、決定には後悔していない」と述べて、アメリカ軍の部隊を今月末までに完全撤退させる計画に変更はないと強調しました。

アメリカはタリバンに対し、戦闘を停止し事態の政治的な解決へ向けた協議に参加するよう働きかけるとしていますが、タリバン側が応じるかは不透明な情勢です。

アフガニスタン軍とタリバンとの戦闘が激化する中、アメリカ国内では部隊の撤退によって現地の治安情勢が一層不安定となることへの懸念の声も上がっています。

アメリ国務省のプライス報道官は10日「暴力のレベルは許容できないほどひどい。タリバンが和平合意で表明したことと矛盾している」と述べ、去年2月の和平合意が守られていないと深い懸念を示しました。

そのうえで「われわれは地上に軍事展開することはないが、そのほかにも手段はある。それらの手段を使うのが適切ならば、ためらわずに使うことになる」と述べ、アメリカ軍の部隊の撤退後もタリバンを抑え込む手段は確保されていると強調しました。

またプライス報道官は、中東カタールの首都ドーハで地域の代表が参加して開かれるアフガニスタンの和平に向けた協議にアフガニスタンを担当するハリルザド特別代表が出席するとしたうえで、タリバンに対し戦闘を停止し、政治的な解決に向けた協議に参加するよう圧力をかけることになる」と述べました。

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#南アジア