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21日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン総書記がピョンヤンにある住宅の建設現場を視察したと伝えました。

キム総書記の動静が伝えられるのは、およそ3週間ぶりです。

キム総書記は「すべてが不足している困難な中でも、以前の姿が分からないほどの大変革が起きた」と述べ、建設の進捗(しんちょく)状況を評価したということです。

キム総書記がこの建設現場を視察したのはことし3回目で、国連安全保障理事会による経済制裁新型コロナウイルスの感染対策で貿易を制限している影響などで国内の経済が厳しい状況にある中でも、国民生活の向上を図る姿勢を強調するねらいがあると見られます。

一方で北朝鮮は、アメリカと韓国が今月16日から行っている朝鮮半島有事を想定した合同軍事演習に対して強く反発していますが、これについてのキム総書記の発言は伝えられておらず、北朝鮮側の出方が引き続き注目されています。

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