https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

アフガニスタンからの退避を希望する日本人や、大使館のアフガニスタン人スタッフなどを輸送するために派遣された自衛隊の輸送機3機は、隣国パキスタンイスラマバードの空港を拠点に活動しています。

アメリカ軍の撤退期限が8月末に迫る中、政府はアフガニスタンでの事実上の活動期限を27日までとしていて、引き続き、退避を希望する人がカブールの空港にたどり着けるように支援を続けているということです。

こうした中、防衛省自衛隊としては、カブールの空港に退避を希望する人が集まり次第、速やかに輸送したい考えで、引き続き、カブールの空港で自衛隊の輸送機が離着陸できる時間帯を確保するなど調整を進めています。

アフガニスタンに残る日本人などの国外退避のため派遣されている自衛隊の輸送機のこれまでの動きです。
8月24日、自衛隊員と物資をのせたC2輸送機1機とC130輸送機2機が日本を出発し、24日から翌25日にかけて活動拠点としているパキスタンの首都・イスラマバードの空港に到着しました。

さらに、27日未明には、国内に待機していた自衛隊員や資機材を運ぶため、追加派遣された政府専用機イスラマバードに到着しました。
自衛隊の輸送機は、現地時間25日夜からは、アフガニスタンの首都・カブールにも入りました。

25日にはC2輸送機が、26日にはC130輸送機が、それぞれ退避する人を乗せることになっているカブールの空港に着陸し、隊員や任務に必要な資機材を届けるなどしました。

一方で、この時、退避を希望する多くの人たちは空港に到着できておらず、その後、3機はいずれもイスラマバードの空港に戻っていました。

3機の輸送機は日本時間の午後5時の時点ではイスラマバードにとどまっています。

国際機関の日本人職員や、現地のアフガニスタン人スタッフなどの退避を進めるうえで、課題になっているのが、対象となる人にどのように空港に集まってもらうかです。

航空自衛隊の輸送機は、隣国パキスタンイスラマバードに前進していて、アフガニスタンの首都・カブールにある空港からの輸送を担います。

しかし、退避を求める人たちの多くはカブールの空港にたどりつくことができず、輸送できない状態が続いています。

その原因の一つとなっているのが、空港までに設けられている検問です。

関係者によりますと、空港に入るためには、タリバンが設ける検問と空港のすぐ手前に設けられたアメリカ軍によるゲートを通過する必要がありますが、このうちタリバンによる検問で先に進むことを認められず、空港にたどり着けないケースがあるということです。

さらに、日本時間の26日夜、カブールの空港周辺で大規模な爆発が起きたことで、現地の緊張は高まっていて、政府は引き続き、退避を希望する人の空港への移動を支援することにしています。

政府関係者によりますと、アフガニスタンからの退避を希望している日本人1人が27日、首都カブールの空港に到着し、27日夜、自衛隊の輸送機で隣国パキスタンの首都イスラマバードに向けて出発しました。

現地の治安情勢が悪化し、退避を希望する人の空港への移動が難航するなか、日本人が自衛隊機で退避するのはこれが初めてです。

一方、日本政府は、大使館や国際機関で働くアフガニスタン人のスタッフなども含めて最大で500人以上を退避の対象と想定していましたが、空港に到着できるメドはたっていないということです。

政府は、自衛隊の活動期間を事実上、27日までとしていたことから、今回の活動で、現地に派遣されている外務省職員や自衛隊員もアフガニスタンを離れました。

アフガニスタンに残る日本人などの国外退避で、関係者によりますと、現地に派遣されていた自衛隊は首都・カブールの空港で日本人1人を輸送機に乗せ、日本時間の今夜、隣国・パキスタンへ送り届けました。

カブールからの退避を希望する日本人や大使館のアフガニスタン人スタッフなどを輸送するため、自衛隊は、活動拠点を置くパキスタンイスラマバードに3機の輸送機などを派遣していました。

関係者によりますと、このうち、C130輸送機が首都・カブールの空港で日本人1人を乗せ、日本時間の午後10時前、隣国・パキスタンに送り届けたということです。

また、カブールに入っていた外務省や防衛省の先遣隊チームや自衛隊員も、ともにイスラマバードに引き上げているということです。

カブール空港では日本時間の27日、午後8時50分ごろと、午後9時30分ごろに自衛隊の輸送機が離陸する様子が映像に映っていました。

アフガニスタンに残る日本人などの国外退避で、自衛隊は日本時間の27日夜、日本人1人を輸送機でアフガニスタンから隣国パキスタンに送り届け、その後、現地入りしていた先遣チームや自衛隊員もアフガニスタンを離れました。

関係者によりますと27日退避した日本人のほかにも、26日、アフガニスタンの首都カブールの空港から出国を希望するアフガニスタン人、十数人をC130輸送機で隣国のパキスタンまで輸送していたということです。

一方、アフガニスタン国内には大使館や国際機関で働く現地スタッフなど、退避を希望しながら、出国できなかった人が現在も多数残されていて、政府は、当面パキスタン自衛隊機を待機させるなど、安全確保や出国を支援していきたいとしています。

d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp

#南アジア