"Like me, hundreds, thousands of women & girls around #Afghanistan are ready to die. This is our destiny... they are not able to remove us, to take our rights, we will continue our protests even if we die" A young woman in Kabul tells me why she was out on the streets today. pic.twitter.com/Bt0N04h8dB
— Yalda Hakim (@BBCYaldaHakim) 2021年9月7日
Afghan woman 2021 - female protesters tell us we are not the same women as 20 years and will not be submitted into submission.
— Yalda Hakim (@BBCYaldaHakim) 2021年9月7日
photo by @Reuters pic.twitter.com/Ekrul5zpAZ
Taliban spokesperson Zabiullah Mujahid: "We will not allow illegal protests. We will control protests that are coordinated from abroad. Our police are not trained in dealing with protests. We call on the media and others to protest according to rules" #Afghanistan
— Yalda Hakim (@BBCYaldaHakim) 2021年9月7日
The National Resistance Front's spokesperson @alinazary denies the Taliban have captured the Panjshir valley and tells me “Commander Ahmad Massoud and others are all inside Afghanistan…he will never leave his country”. pic.twitter.com/ad3XwDCVZ5
— Yalda Hakim (@BBCYaldaHakim) 2021年9月7日
タリバンが新政権の閣僚名簿を発表 アフガニスタン #nhk_news https://t.co/ExfR8LPT1t
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年9月7日
タリバンの報道担当の幹部ムジャヒド氏は、7日夜会見し「新たな政権は当面、暫定的なものになる」と強調したうえで、閣僚や高官など30人余りを発表しました。
それによりますと、暫定政権はタリバンの最高指導者アクンザダ師に近い、ハサン・アフンド師が、首相代行として率いるということです。
また第1副首相代行は、タリバンの実質的なナンバー2で、アメリカとの和平交渉にあたった、バラダル師がつとめるということです。
そして、
▽国防相代行にはタリバンの初代最高指導者オマル師の息子のヤクブ師が、▽国内の治安を担当する内相代行には、アメリカ政府がテロ組織に指定する強硬派、ハッカーニ・グループのシラジュディン・ハッカーニ氏が、それぞれ任命されるとしています。ハッカーニ氏は国連の制裁対象で、アメリカのFBI=連邦捜査局からは指名手配されています。
タリバンは、これまで「国内のさまざまな勢力の代表からなる包括的な政権を目指す」と繰り返してきましたが、今回の発表に女性は含まれず、主要なポストはタリバンの幹部で占められました。
また、ムジャヒド氏は、発表された閣僚ポストはすべてではなく、今後、追加の閣僚人事があると述べました。
アフガニスタンでは、1996年から2001年まで続いた旧タリバン政権下で、女性や少数民族が抑圧されたことから、国外に退避しようとする人が相次ぎ、国民の間で不安が広がっています。
閣僚の発表を受けて武装勢力タリバンは、最高指導者アクンザダ師の声明を発表しました。
声明では「閣僚たちが、イスラムの規範を守るために懸命に働くことを保証する」としています。
そして「タリバンは、少数派や恵まれない人たちの権利を守るため、イスラムの教えの範囲で取り組む」としています。
また声明では、教育の発展や予算執行の透明性の確保、貧困の根絶などに取り組むとしています。
そして諸外国へのメッセージとして「他国の安全を脅かすことに、アフガニスタンの地が使われることはない」と強調したうえで、外交官や人道支援機関、それに投資家の安全を守るとしています。
一方、国内向けには、専門的な知識や技能をもつ国民に対して、国を去らず、戦争で疲弊した国の再建にともに取り組もうと呼びかけました。
ハサン・アフンド師は、アフガニスタン南部のカンダハル州出身で、1996年から2001年まで続いた旧タリバン政権では、外相や副首相を歴任しました。
アフンド師は、2013年に死亡した初代の最高指導者のオマル師らとともに、タリバンの創設期のメンバーの1人とされ、タリバンの指導者でつくる評議会の幹部を、およそ20年にわたり務めています。
タリバン内部で宗教指導者として影響力を持ち、最高指導者のアクンザダ師や政治部門トップのバラダル師、また強硬派のハッカーニ・グループとも近い関係にあるとみられています。
一方、国連の安全保障理事会は、アフンド師を国際テロリストとして、2001年以降、制裁の対象としています。
アフガニスタン情勢に詳しい東京外国語大学の登利谷正人講師によりますとアフンド師は、7日に発表された暫定政権のメンバーの中では、どの派閥とも距離が近く、タリバンの内部で政治的なバランスが取れているということです。
バラダル師は、初代最高指導者のオマル師とともにタリバンを創設した1人で、タリバンの実質的なナンバー2です。
バラダル師は、カタールにあるタリバンの政治事務所の代表としてアメリカとの和平交渉を進め、去年2月、和平合意に署名しました。
今回、タリバンが権力を掌握したあとには、アメリカのCIA=中央情報局の長官と極秘に面会したとも伝えられ、今後の政権でキーパーソンになる人物とみられていました。
アフガニスタン情勢に詳しい東京外国語大学の登利谷正人講師は、タリバンが暫定政権としたことについて「まだ発表されていない政権内のポストをめぐり、内部での調整が間に合っていないとみられ、暫定的な政権という形をとり、部分的な閣僚の発表を行ったのではないか」と述べました。
また、タリバンが発表した閣僚名簿については「旧タリバン政権で重要なポストにあった人物が関係するポストにあてられているほか、アメリカとの和平交渉にあたってきたタリバンの政治事務所のメンバーにも、多くのポストが与えられている。タリバンとしては国内の混乱を収めるために、何らかの役職経験者を入れて、統治の軸を作ろうとしたようにみえる」として、タリバンの関係者が、主要な役職を占めていると指摘しました。
そのうえで、タリバンが、国内のさまざまな勢力からなる包括的な政権づくりを目指していることについて「閣僚名簿にタリバン以外の勢力はなく、女性も入っていない。まだ発表されていないポストもあるとみられ、今後に含みを持たせる形になった」と分析しました。
一方、政権が国際的な承認を受けられるかどうかについては「今後、発表される閣僚に、女性を任命するのか、また対立する勢力を入れるのかが焦点となり、引き続き注視していく必要がある」と述べました。
アフガニスタンで権力を掌握した武装勢力 タリバンが、暫定政権の閣僚らの名前を発表したことについて、アメリカ国務省の報道担当者は7日「われわれは、名簿がタリバン関係者だけで構成され、女性が含まれていないことに注目している」としたうえで「何人かの所属組織や活動実績に懸念を抱いている」と述べ、FBI=連邦捜査局から、殺人事件に関わったなどとして指名手配されているハッカーニ氏が含まれていることなどを念頭に懸念を示しました。
そして「われわれはことばではなく、行動によって判断する」と述べ、タリバンとの関わり方は、タリバンが移動の自由を保証し、女性の人権を保護するかどうかなどを見たうえで判断する考えを強調しました。
また、NATO=北大西洋条約機構の加盟国で唯一、イスラム教徒が大多数を占め、首都カブールの空港の運営にも協力しているトルコのエルドアン大統領は7日、会見で「暫定の内閣がどれだけ続くか分からない。今後の過程を注視していくことが私たちの務めだ」と述べ、慎重に見守っていく姿勢を示しました。
国連は、アフガニスタンの人道支援活動について緊急アピールを発表し、今月から年末までに6億600万ドル、日本円でおよそ670億円の資金が必要だとして、国際社会に協力を呼びかけました。
緊急アピールは、OCHA=国連人道問題調整事務所が7日発表し、アフガニスタンでは、各地での戦闘に加えて自然災害や新型コロナウイルスの感染拡大の影響で人道危機の懸念が高まっているとしていて、資金はおよそ1100万人が生き残るために必要な食料や、340万人に不可欠な保健サービスなどにあてるとしています。
国連は来週13日には、スイスのジュネーブで閣僚級の会合を開き、アフガニスタンへの人道支援について協議することにしています。
暫定政権の主要ポストが、タリバンの幹部で占められたことについて、欧米のメディアは批判的に伝えています。
イギリスの公共放送BBCは、現地に駐在している記者が「長い間、闇の中で活動してきて、世界のテロリストの監視リストの中でしか、表に出てこないような人たちが各国政府で使われる肩書を名乗っている」と批判しました。
そのうえで「女性が大臣の役割を与えられるチャンスは初めからなかった。女性問題省は今のところ完全に廃止されているようだ」と指摘しています。また、アメリカのCNNテレビは、「タリバンは国際的な承認と、緊急の支援を必要としているが今回の人選に反映された将来への展望は、外国政府の懸念を取り除くことはできない。世界の指導者や金融機関はタリバンが反体制派や女性、それに宗教的・民族的少数派をどのように扱うか見守っている」と、追加の閣僚人事が焦点になるとしています。
タリバンが暫定「内閣」発表、指名手配中のテロ組織幹部も閣僚入り https://t.co/ZUYBXdT6Jh
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) 2021年9月7日
アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンは7日、暫定「内閣」の閣僚メンバーを一部発表し、20年に及んだ米国との戦争の末、権力を取り戻したことを世界に示した。米国がテロ組織に指定する組織の幹部も閣僚入りした。
報道担当のザビフラ・ムジャヒド氏は記者会見で、モハンマド・ハサン・アフンド師が暫定首相に指名されたと発表した。タリバンの共同創設者で対外交渉の「顔」を担うアブドゥル・ガニ・バラダル師は、副首相に就任する。
暫定内相を務めるのは、ハッカニ・ネットワークを率いるシラジュディン・ハッカニ氏で、同氏はテロ犯罪に絡む米連邦捜査局(FBI)の最重要指名手配者リストに入っている。バイデン米大統領はタリバンにテロ組織との関係を完全に断ち切ることを求めているため、ハッカニ氏の閣僚入りは米国にとって、タリバン側との協力を難しくする恐れがある。
ムジャヒド氏は「世界の国全てが、われわれの新政府とイスラム政権の正当性を承認するよう望む」と述べた。同氏は暫定内閣について、さまざまな民族性や背景を持つ「多様なグループ」と呼んだが、女性は1人も起用されなかった。
米国や同盟国は、タリバンが国を安定させ内戦の再発を防止できる包摂的な政府を樹立するかどうか見守ってきた。アフガニスタンから出国を希望する人の移動の自由や、タリバンが前回アフガンを支配していた当時に極端な抑圧に直面していた女性の権利なども認めるよう要求している。
ホワイトハウスのサキ報道官は7日の記者会見で、米国がタリバンの新政府を承認する予定はなく、アフガニスタンに残る米国人の退避に引き続き取り組んでいると説明。「承認を急ぐ必要はない。タリバンがどんな措置を講じるか次第だ。米国を含め世界が注目していくだろう」と語った。
新しいタリバン政府にとって、多くのことが危機的状況にある。カブールでは生活必需品の価格が高騰し、銀行では現金が不足しており、経済危機の兆候が見られる。米国はアフガニスタンの中央銀行が所有する約90億ドル(約9900億円)の資産を凍結。国際通貨基金(IMF)はタリバンによるIMF準備資産の使用を停止している。
ムジャヒド氏はタリバンの最高指導者アクンザダ師については言及しなかった。アクンザダ師は2016年の就任以来、公の場に姿を見せていない。国防相代行には元最高指導者オマル師の息子、ヤクブ師が起用された。オマル師は01年の米軍によるアフガン侵攻前、国際テロ組織アルカイダの指導者だった故ウサマ・ビンラディン容疑者の米国側への引き渡しを拒んだとされる。
原題:The Taliban’s New Cabinet Includes U.S.-Designated Terrorist (2)(抜粋)
Some of the key figures of the new interim government in Afghanistan. Exclusively Talib, exclusively formed of men who served in the Taliban administstion of the 1990s or who held senior positions in the insurgency. pic.twitter.com/nNwAlMMiGL
— Yalda Hakim (@BBCYaldaHakim) 2021年9月8日
タリバン「勧善懲悪省」を復活 かつて女性の権利抑圧した機関 #nhk_news https://t.co/JxXx85U05n
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年9月8日
暫定政権には女性やほかの勢力の代表は含まれず、今後の統治への不安が広がっています。
タリバンの7日夜の発表では、最高指導者アクンザダ師に近いアフンド師が首相代行として暫定政権を率い、アメリカとの和平交渉にあたったバラダル師が副首相代行として支えるとしています。
いずれも同時多発テロ事件を引き起こした国際テロ組織アルカイダをかくまい、アメリカなどの軍事作戦で崩壊した旧タリバン政権で幹部を務めていました。
また、旧政権でイスラムの規範に従っているかどうか国民の行動を監視し、とりわけ女性の権利を抑圧したとされる「勧善懲悪省」を復活させるとしています。
タリバンは包括的な政権を目指すと繰り返してきましたが、暫定政権には女性や、ほかの勢力の代表は含まれていません。
暫定政権の顔ぶれについてアフガニスタンでは、今後の統治への不安が広がっています。
首都カブールに住む男性は「タリバンは、多くのことを約束したので期待していたが、包括的ではなく、タリバンだけの政権になってしまった」と落胆した様子でした。
また、勧善懲悪省の復活について、別の男性は「20年前にお祈りのことで殴られたことなど、悪い記憶しかない」と話していたほか、女性の1人は「リスクを避けるため、頭髪を覆うヒジャブをかぶって外出するしかないです」と話していました。
勧善懲悪省は、20年前に崩壊した旧タリバン政権のもとに置かれ、イスラム教の極端な解釈をもとに女性に対し、全身を覆うブルカの着用を強制したり、外出を制限したりしました。
また、映画や音楽などの娯楽も禁止するなど、市民の暮らしに厳しい規制を敷いて、違反した市民には、公開の場で暴力を加えるなど、旧タリバン政権の圧政の象徴的な存在だとして欧米諸国から非難されました。
このため、タリバンが今回、政府機関の1つとして勧善懲悪省を置いたことについて、国際社会からの懸念が強まるものとみられます。
中国外務省の汪文斌報道官は、8日の記者会見で「3週間以上に及ぶアフガニスタンの無政府状態を終わらせ、国内の秩序回復と復興に必要な一歩だ」と述べ、歓迎しました。
そのうえで「新しい政権が暫定期間中に各民族やグループから幅広く意見を聞いて、国民の願いや国際社会の期待に応えるよう望む」と述べました。
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