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人気オンラインゲームの「フォートナイト」は、アップルが運営する「アップストア」などで配信されていましたが、ゲームを開発した「エピックゲームズ」がアップルの課金システムを避け独自のサービスを始めたことからアップルがゲームを削除し、両者が裁判で争っていました。

カリフォルニア州の連邦地方裁判所は10日、「アップルがビジネスで成功していることは違法ではない」などとして、日本の独占禁止法にあたる反トラスト法に違反している独占企業とは結論づけられないと指摘し、エピックゲームズ側の主張を退けました。

その一方、利用者をアップル以外の課金方法に誘導できない現在のシステムには問題があるとして、アップルに対しルールの見直しを求める命令を出しました。

アップルが命令を受け入れれば、開発者は最大30%の配信手数料の支払いを回避しやすくなるため、今後のアップルのビジネスモデルに影響を与えるおそれもあります。

裁判所は、異議申し立てがなければ、この命令は90日後に発効するとしています。

これについてアップルは声明を発表し、「きょう裁判所は、アップストアが反トラスト法に違反していないという、われわれがずっと前から知っていたことを確認した。今回の判決はアップルにとっての大勝利だ」などと述べました。

課金のルールの見直しに関する命令に異議を申し立てるかどうかは明らかにしていません。

一方、エピックゲームズのティム・スウィーニーCEOは自身のツイッターに「きょうの判決は、開発者にとっても消費者にとっても勝利ではない。今後もたたかいを続ける」などと投稿し、控訴する考えを示唆しました。

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