英 EU離脱で運転手不足に ガソリン輸送滞りスタンドに長い列 #nhk_news https://t.co/iAlLfKmNPn
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年10月3日
イギリスでは、EUからの離脱によってEU域内の労働者が働くためには原則としてビザの取得が必要になったうえ、新型コロナウイルスの感染拡大によって多くの労働者が帰国したため、慢性的な労働力不足が続いています。
こうした中、大型トラックの運転手が不足した影響でガソリンの輸送が滞り、一部のガソリンスタンドが閉鎖される事態となっています。
これをきっかけに、不安になった消費者がガソリンを買い求める動きも広がり、ロンドンなどでは連日、ガソリンスタンドの周辺で車による長蛇の列ができています。
イギリス政府は、ガソリンは十分にあるとして冷静な行動を呼びかける一方、週明け4日から軍を投入してガソリンの輸送支援を行うことにしています。
また、国外からの大型トラックの運転手などが期間限定で就労できるよう特別なビザを発給する方針を明らかにしていますが、運送業界の団体は、運転手不足は10万人規模に上ると推計しています。
一部の地域では、食料品などの輸送も滞るなど労働力不足によるイギリス社会への影響が広がっています。
【イギリスまさかの「ガソリン不足で行列」のなぜ】 コロナの出口でブレグジットの亡霊に襲われた#東洋経済オンラインhttps://t.co/eRLmCaqWQx
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2021年10月2日
【高騰】野菜収穫に時給4500円、英国で深刻な人手不足https://t.co/YzX50WqQNg
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2021年10月3日
新型コロナの流行に加え、EU離脱後、就労ビザの要件を厳しくしたことが背景にある。タンクローリーの運転手が足りず、ガソリンスタンドで燃料不足による混乱が起き、政府が運搬代行に軍を出動させるなどの事態に。 pic.twitter.com/PTKQE6B08O