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国民審査は、最高裁判所の裁判官を信任するかどうか国民が審査する制度で、前回・平成29年の衆議院選挙のあとに任命された11人について、31日、投票が行われました。

総務省によりますと、審査を受けた11人の裁判官はいずれも罷免すべきだとする票が過半数に達しなかったことから、全員が信任されました。

投票率は、前回・平成29年の審査より2.35ポイント高い、55.69%でした。

最高裁判所の裁判官の国民審査は、昭和24年から始まり、今回が25回目ですが、これまでに罷免すべきだとする票が、過半数に達したことはありません。

今回、審査の対象となった11人の裁判官について、罷免すべきという票が投じられた割合です。

▽深山卓也氏(67)7.85%。

▽岡正晶氏(65)6.24%。

▽宇賀克也氏(66)6.88%。

▽堺徹氏(63)6.24%。

▽林道晴氏(64)7.72%。

▽岡村和美氏(63)7.29%。

▽三浦守氏(65)6.71%。

▽草野耕一氏(66)6.73%。

▽渡邉惠理子氏(62)6.11%。

▽安浪亮介氏(64)5.97%。

▽長嶺安政氏(67)7.27%。

11人の平均は6.82%でした。

昭和24年に国民審査の制度が始まってから罷免すべきという票の割合がこれまでで最も多かったのは、昭和47年に審査を受けた行政官出身の裁判官で、15.17%でした。

平成15年以降は10%を上回った人はいません。

#法律