https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

日銀はことし9月下旬に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表しました。

この中で物価の先行きについて、政策委員は原油をはじめとしたエネルギー価格などの上昇にともない、小幅のプラスになっていくという見方で一致していました。

ただ、ある委員は「身近な食料品やサービスの値上がりは、総合的な物価指標の動きとかい離することがありえるため消費行動に与える影響について注意してみていく必要がある」と述べたほか、別の委員も「企業がコスト増加を製品価格に転嫁できなければ、設備投資や人件費の抑制につながり、ひいては所得の増えない家計が消費を抑制することになる」と指摘し、原材料価格の上昇による消費への影響を懸念する意見が相次いでいました。

また中国経済については、回復を続けているという見方を共有した一方で、巨額の負債を抱えて経営難に陥っている中国の不動産大手、恒大グループをめぐって多くの委員が中国の経済や金融システムへの影響、ひいては世界経済への影響を注視する必要があると指摘しました。

d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp

#日銀#金融政策決定会合

2日午後、鈴木財務大臣それに山際経済再生担当大臣は日銀の黒田総裁と会談しました。
岸田内閣の発足後、両大臣が黒田総裁と直接会談するのはこれが初めてです。
会談では経済や金融情勢などについて意見を交わし、2%の物価上昇率の目標を定めた2013年1月の政府・日銀の共同声明について、目標の達成に向けて継続して連携していくことを改めて確認したということです。

会談後、鈴木大臣は記者団に対し「日銀に対しては今後とも金融市場の安定維持に万全を期すことや、物価安定目標実現に向けて努力していただくことを期待している」と述べました。
また山際大臣は「日銀と政府が緊密に連携をとりながら、日銀は2%の物価安定目標を目指し、われわれは経済成長戦略を前に進めていく」と述べました。

日銀は8年以上にわたって大規模な金融緩和を続けていますが、物価目標を達成できておらず、政府との連携強化も大きな課題となっています。