エチオピアの戦闘 “双方が戦争犯罪に相当の行為” 国連報告書 #nhk_news https://t.co/NQTNAQnXt0
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月4日
エチオピアでは、北部の州政府を担ってきた少数民族ティグレの勢力と政府軍の戦闘が去年11月から続いています。
この紛争について、国連人権高等弁務官事務所がエチオピアの人権委員会と合同で調査を行い、3日、報告書を公表しました。
報告書は、エチオピア政府軍が去年11月に行った砲撃で少なくとも29人の民間人が死亡したとしているほか、ティグレの戦闘員が2日間で200人以上の民間人を殺害したとしています。
また、政府軍とティグレ、それに隣国エリトリアの兵士がそれぞれ集団で女性に性的暴行を行ったとも指摘し「これらの行為は戦争犯罪や人道に対する罪に相当する可能性がある」と結論づけています。
エチオピアは現在、非常事態が宣言され、緊迫の度合いが増していて、報告書の公表に合わせて会見した国連のバチェレ人権高等弁務官は「この無意味な戦争で毎日多くの人々が苦しみ、亡くなっている」と批判し、停戦を実現するよう訴えました。
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