ロシア プーチン大統領“極超音速ミサイル 来年にも海軍配備” #nhk_news https://t.co/VEOa2lZZs5
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月4日
ロシアのプーチン大統領は3日、南部ソチで国防省の幹部などと会合を開き、この中で海上発射型の極超音速ミサイル「ツィルコン」について「実験は完了しつつある」と述べました。
そして「試験段階では、潜水艦や洋上の艦船から、陸と海のいずれの標的にも正確に命中した」と述べたうえで来年にもロシア海軍への配備を開始すると明らかにしました。
ロシア国防省は去年10月「ツィルコン」の洋上からの発射実験に成功したと発表したのに続き、先月には潜水艦から発射したとする映像を公開しています。
極超音速ミサイルは音速の5倍以上の速さで、軌道を変えながら飛ぶことができるため、迎撃がより難しいとされていて、アメリカや中国が開発を急いでいるほか、ことし9月には北朝鮮も発射実験を初めて行ったと発表しています。
プーチン大統領は「潜在的な脅威に対抗できる新しいシステムの構築が重要だ」と述べていて、ロシアが先んじて技術を確立しようとしているとアピールするねらいがあるとみられます。
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