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スーパーコンピューターの世界ランキングは、専門家による国際会議が半年ごとに発表しています。

最新のランキングによりますと、神戸市にある理化学研究所スーパーコンピューター「富岳」は、4期連続で、4つの部門で世界1位を獲得しました。

このうち、計算速度を競う部門では、1秒間に1兆の44万倍以上の計算が可能で、2位のアメリカのスーパーコンピューターのおよそ3倍でした。

このほか、シミュレーションなどの計算方法や、人工知能の学習性能、それに、ビッグデータの処理性能を示す部門でも1位でした。

「富岳」は、本格的な稼働が始まる前からランキング入りしていて、これまでに、新型コロナ対策のための飛まつの拡散シミュレーションや、局地的な大雨を予測するシステムの実証実験などに活用されています。

理化学研究所計算科学研究センターの松岡聡センター長は「今回、改めて『富岳』の先進性が示され、今後、脱炭素社会の実現などに貢献していきたい」とコメントしています。