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日本大学の理事長の田中英壽容疑者(74)は、背任事件で起訴された大阪の医療法人の前理事長らから受け取ったリベートなど、合わせて1億2000万円の所得を隠し、3年前と去年、合わせて5300万円を脱税した疑いで、東京地検特捜部に逮捕されました。

関係者によりますと、田中理事長は1日、理事長を辞任する意向を大学側に伝えたということです。

田中理事長は平成11年に、大学の理事に就任し、平成20年から13年にわたって理事長を務めています。

日大相撲部出身で、スポーツ界に幅広い人脈を持つことでも知られ、アマチュア相撲を統括する日本相撲連盟の副会長を務めているほか、平成29年までの4年間はJOC日本オリンピック委員会の副会長も務めました。

特捜部の調べに対し、田中理事長は現金の受け取り自体を否定し、脱税の容疑を否認しているということです。

日本大学の田中英壽理事長が1億2000万円の所得を隠したとして逮捕された脱税事件を受け、文部科学省は30日、日本大学の加藤直人学長ら幹部を呼び、4度目の指導を行いました。

この中では、「理事長が逮捕されたことは極めて深刻な状況で大変遺憾だ」として、捜査に全面的に協力することや、学校法人として事実関係などを徹底して調査し改善策を定めること、それに公共性の高い大学として、社会に対して速やかに説明責任を果たすよう強く求めました。

日本大学をめぐっては、付属病院の建て替え工事などをめぐる2件の背任事件で井ノ口忠男元理事が逮捕・起訴されていて、文部科学省はこれまでに3度にわたり指導しており、今回で4度目の指導となります。

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