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日大 田中前理事長 “妻が自分宛ての現金受領 知っていた” #nhk_news https://t.co/IhhHDl7CTn

— NHKニュース (@nhk_news) 2021年12月14日

日本大学の前理事長の田中英壽容疑者（75）は、背任事件で起訴された大阪の医療法人の前理事長、籔本雅巳被告（61）や、日本大学の理事だった井ノ口忠男被告（64）らから受け取ったリベートなどおよそ1億2000万円の所得を隠し、3年前と去年、合わせて5300万円を脱税した疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。

田中前理事長は特捜部の調べに対し、これまで現金を受け取ったこと自体を否定していましたが、最近の調べに対し「妻が井ノ口元理事らから自分宛ての多額の現金を受け取っていたことは妻から聞いて知っていた。受け取った現金を申告する必要があることは認識していた」という趣旨の供述を始めたことが、関係者への取材で新たにわかりました。

また前理事長は、平成27年に国税局からおよそ7000万円の申告漏れを指摘され修正申告していたということで、周囲に「財産の管理は妻に任せていたが、妻が罪に問われるのなら自分が責任を取りたい」などと話しているということです。

妻は体調を崩して入院し、事情を聴くことができない状態だということです。

特捜部は、現金授受や税務申告の経緯について、さらに詳しく調べるものとみられます。

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