AI兵器の規制話し合う国際会議 各国の隔たり大きく今後も議論 #nhk_news https://t.co/lSsLdThIPK
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年12月9日
AI兵器の規制をめぐっては、4年前からCCW=特定通常兵器使用禁止制限条約の加盟国の代表や専門家が話し合う会議が、定期的に開かれています。
この会議のことし最後の会合が今月2日からスイスのジュネーブで開かれ、最終日の8日、これまでの議論をまとめた報告書が採択されました。
ただ会議では、規制に積極的な国々と、兵器の開発を推進する立場から規制に消極的なロシアやインドなどが鋭く対立したほか、アメリカなども法的な拘束力のある規制に反対したことから、報告書に踏み込んだ結論は盛り込まれず、議論は今後も続けられることになりました。
会議に参加したNGOのメンバーは「AI兵器の開発を進めるごく一部の国が、法的拘束力のある規制の交渉を妨げている」と強い不満を示しました。
AI兵器をめぐっては、人間の制御がきかなくなる事態を防ぐために各国とも何らかの規制の必要性は認めているものの、規制の具体的な在り方をめぐっては立場に大きな隔たりがあり、交渉の行方が見通せない状況が続いています。
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