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イギリスの最新鋭の空母「クイーン・エリザベス」は、ことし5月に出航して以来、インド太平洋地域に展開し、日本にも寄港して自衛隊との共同訓練なども行ってきました。

およそ7か月にわたる航海を終えて9日、海軍基地があるイギリス南部のポーツマスに帰還しました。

ウォレス国防相は、空母の帰還に合わせてコメントを発表し「平和と繁栄の土台となる秩序と自由を守る決意を示した」と強調しました。

イギリスは、EUヨーロッパ連合を離脱したあと、世界に広く目を向ける「グローバル・ブリテン」という戦略を掲げ、著しい経済成長を続けるインド太平洋を地政学的に重要な地域と位置づけています。

今回の空母の展開は、この地域において、影響力を拡大する中国をけん制するねらいもあるとみられています。

イギリスは、引き続き中国に対し、ルールに基づく秩序を守るよう促すとともに、インド太平洋地域に2隻の船を恒久的に展開するなどして、みずからの存在感を高めていこうとしています。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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