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フランスでは、新型コロナウイルスの感染対策として、飲食店や美術館などの施設のほか、長距離を移動する交通機関を利用する際には、これまで原則として、ワクチンの接種証明か検査に基づく陰性証明の提示を義務づけてきました。

こうした中、17日、カステックス首相は、ワクチン接種を促進させようと、今後は原則として、ワクチンの接種証明だけを有効とし、検査に基づく陰性証明は認めないとする方針を示しました。

背景には、国民のおよそ76%が接種を終えた一方、ワクチンへの不信感から接種を拒む人たちがいるためとみられ、カステックス首相は「一部の国民が接種を拒否することで、国民全体を危険にさらすことを許すことはできない」と訴えています。

新たな措置に必要な法案は、来月の議会に提出される見通しですが、一部の市民からは「事実上の接種の義務化だ」などと反発する声も上がっており、ワクチン接種や証明の提示に反対するデモが活発化する可能性も指摘されています。

日本の「エーザイ」とアメリカの製薬会社「バイオジェン」が開発したアルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」は症状の進行を抑えることを目的とした薬で、脳にたまった「アミロイドβ」と呼ばれる異常なたんぱく質を取り除き、神経細胞が壊れるのを防ぐとしています。

この新薬について審議していたEUの医薬品規制当局、EMA=ヨーロッパ医薬品庁は17日、EUの執行機関で承認の権限をもつヨーロッパ委員会に対し、承認しないよう勧告したことを明らかにしました。

理由についてEMAは「この薬は脳の中のアミロイドβは減らすものの、症状の改善との関係は立証されていない。全体としてはアルツハイマー病の治療に効果があると示されていない」などとしています。

この薬はアメリカのFDA=食品医薬品局がことし6月に条件付きで承認していて、アメリカとEUの当局の間で判断が分かれる形になりました。

日本でも承認の申請が行われていて12月22日に厚生労働省が承認するかどうかを審議することになっています。

エーザイは「今回の見解に対しては、バイオジェンが再審議の請求を行う予定です。EU当局と協議し、新薬を承認してもらえるよう引き続き努力したい」とコメントしています。

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