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アメリカ人大学生のオットー・ワームビアさんは、観光目的で訪れていた北朝鮮で1年以上拘束され、2017年に解放されてアメリカに帰国しましたが、脳に障害を負っていてまもなく死亡しました。

アメリカ・ニューヨーク州の連邦地方裁判所は今月13日、ワームビアさんの両親に対して、北朝鮮と関わりがあるとしてニューヨーク州の会計監査官に差し押さえられている銀行の口座から24万ドル余り、日本円にして2700万円余りを支払う決定をしました。

両親はワームビアさんが北朝鮮で拷問を受け死亡したとして、4年前、北朝鮮に対して損害賠償を求める訴えを起こし、首都ワシントンにある連邦地方裁判所北朝鮮に対し5億ドル余り、570億円余りの賠償金の支払いを命じていて、今回の支払いはその一部にあてられるということです。

裁判所は北朝鮮にも銀行にも反論する機会を与えたが、どちらも異議を唱えなかった」として、両親には差し押さえられた資金を受け取る権利があるとしています。

ことしに入り相次いでミサイルを発射した北朝鮮への対応を協議するため、国連安保理20日、緊急会合を開きました。

会合に先だち、欧米などの安保理理事国7か国に日本を加えた8か国が共同声明を発表し、「弾道ミサイルの発射は安保理決議に違反している」と非難した上で、「違法行為をやめ対話に戻るよう北朝鮮に求める」としました。

会合は非公開で行われましたが、外交筋によりますと、アメリカが、北朝鮮安保理決議の順守を求める声明の取りまとめを提案したのに対し、中国とロシアが反対したということで、安保理として一致した姿勢を示すことはできませんでした。

また、アメリカは、今回の会合を前に北朝鮮に対する制裁の強化を提案しましたが、中国とロシアが同意しなかったということです。

こうしたなか北朝鮮は、ICBM大陸間弾道ミサイルの発射実験や核実験の中止について見直しを検討することを示唆し、国際社会で警戒感が強まっています。

日本の石兼国連大使は記者団に対し、「核開発に固執する姿勢を明確にした北朝鮮への懸念を各国が共有していくことが重要だ。連携をしっかりと進めていきたい」と述べました。

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