カンボジア首相 ミャンマー軍トップと会談 暴力停止など求める #nhk_news https://t.co/VjVcJlSXKb
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年1月26日
カンボジアのフン・セン首相は26日、ミャンマー軍のミン・アウン・フライン司令官とオンラインで会談しました。
フン・セン首相は今月7日から8日にもミャンマーを訪問して司令官と会談していますが、26日の会談を受けたカンボジア政府の発表によりますと、フン・セン首相はミャンマー国内で今も暴力が続いていることに深い懸念を伝えたということです。
そのうえでフン・セン首相は司令官に対し、ASEANが去年4月に合意した
▽暴力の即時停止や
▽対話を仲介する特使の派遣受け入れなど
5つの項目を履行するよう改めて求めたということです。ASEANは軍が民主派への弾圧を続けていることなどから首脳会議への司令官の出席を認めていませんが、フン・セン首相は首脳会議へのミャンマーの復帰を目指す考えを示していました。
ただインドネシアやシンガポールが5つの項目で進展がないかぎり首脳会議への司令官の出席は認めるべきではないと反発したことなどから、フン・セン首相としてもASEANの合意を受け入れるよう軍側に歩み寄りを迫った形です。
ミャンマーの国営テレビは26日夜、ミャンマー軍トップのミン・アウン・フライン司令官がカンボジアのフン・セン首相とオンラインで会談を行ったことを伝えました。
この中で両者はASEANで合意した5項目の履行などについて協議し、司令官が「ミャンマーはASEANへの協力に最善を尽くす」と伝えたことを明らかにしました。
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