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スウェーデンでは、原子力発電所の使用済み核燃料の最終処分場の建設計画を、電力会社などが出資するSKB=スウェーデン核燃料・廃棄物管理会社が進めていて、2009年エストハンマル市のフォルスマルクが建設予定地に選ばれ、おととし市は処理場の受け入れを表明していました。

これを受けてスウェーデン政府は、環境への影響なども含めて検討した結果、27日「環境と国民に安全をもたらすもので、今後の長期的な電力供給や雇用にも役立つ」などとして建設を承認すると発表しました。
最終処分場の建設が始まれば、すでに建設が始まっているフィンランドに続き、世界で2例目となります。

ヨーロッパでは、温室効果ガスの削減に向けて、原発の建設を推進する動きが出ています。
SKBは今後10年ほどかけて処分場を完成させたうえで、2030年代の初めから処分を始めたいとしています。

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