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ロシアのプーチン大統領は、来月4日の北京オリンピックの開会式に合わせて中国を訪問し、習近平国家主席と会談する予定です。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は28日、「重要な意見交換の場となる。アメリカやNATO北大西洋条約機構との話し合いについても議題に含まれる」と述べ、ロシアが要求する「NATOの不拡大」をめぐって協議する見通しを示しました。

中国側は、ロシアの立場に配慮する姿勢を示していて、プーチン大統領は、アメリカに対抗するため、中国との連携を確認したいものとみられます。

また、プーチン大統領来月1日には、ハンガリーのオルバン首相をモスクワに招いて会談する予定です。

NATOの加盟国でもあるハンガリーとエネルギー分野などでの結び付きをアピールすることで、NATOの結束にくさびを打ち込みたい思惑もあるとみられます。

ロシアは、軍事的な圧力を強めながらNATOを拡大しないことなどを求めてアメリカと交渉を行っていますが、立場の隔たりが埋まらない中、プーチン大統領は外交面でも欧米に対する揺さぶりを強めてくるとみられます。

ロシアのラブロフ外相は30日、NATOとOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構のメンバーに対し、NATOの拡大は他国の安全保障を脅かさないという原則に反する」と主張し、再考を求める要請文を送ったことを明らかにしました。

そのうえでNATOの不拡大を法的に文書で保証するよう改めて求め「これによってロシアの正当な利益が完全に考慮されることになりヨーロッパ大陸全体の安全が保証されるのだ」と強調しました。

また、アメリカがロシアが来月、ウクライナに侵攻する可能性があると警告する中、ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記が30日、記者団に対し、「ロシアは戦争を望んでいない」と改めて否定しました。

ウクライナ情勢をめぐり、イギリスのトラス外相は30日、イギリスのテレビ局、スカイニュースのインタビューに対し、NATO北大西洋条約機構の加盟国の防衛などとして、「イギリス軍を追加で派遣することを検討している」と述べ、バルト3国などへの派遣を検討していることを明らかにしました。

トラス外相は、今週はウクライナ、来週にはモスクワを訪問し、外交的な努力を続けるとしたうえで、ロシアに対する制裁をさらに強化する方針も示しました。

ジョンソン首相は、29日、声明を発表し、プーチン大統領が流血と破壊の道を選ぶなら、ヨーロッパにとって悲劇になるだろう。ウクライナは、自分たちの未来を選ぶため自由でなくてはならない」として、ロシアをけん制しました。

ジョンソン首相は、近く、プーチン大統領と電話で会談する見通しを明らかにしています。

#NATOexpansion

#反ロシア#対中露戦

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