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アフガニスタンで去年8月再び権力を掌握したタリバンは、男女が同じ場所で学ぶのはイスラムの教えに反するというみずからの解釈を示し、公立大学を閉鎖した上、日本の中学校や高校にあたる中等教育では女子が登校できない状況が続き、国際社会で改善を求める声が高まりました。

こうした中で2月上旬に国内に39校ある公立大学のうち8校で授業が再開されたのに続き、26日には残る31の大学も再開しました。

首都カブールにあるカブール教育大学ではタリバンが警戒する中、女子学生が次々とキャンパスに入っていきました。

この大学では男女別学にするためカリキュラムが変更され、女子学生は午前6時半から男子学生は午後4時から授業を受けるようになったということです。

女子学生の1人は「大学が再開し、かつてのように授業を受けることができるようになって本当にうれしい」と話していました。

別の女子学生は「国際社会からの圧力のおかげでタリバンは大学の再開に応じたのだと思う。もし再開しなければ、ずっと家にいるか、国を離れるか、選択を迫られるところだった」と話していました。

タリバン暫定政権の教育省の報道官はNHKの取材に対して「女子を含むすべての学生が支障なく授業を受けている。われわれは国民と国際社会に約束したことは守る」とコメントしました。

タリバンは女子の中等教育についても3月下旬には再開するとしていて、国際社会は確実に実行するよう求めています。

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