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ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記は15日、ウクライナに滞在する米関係者がウクライナ政府の生物兵器および核兵器の開発を支援しており、核戦争のリスクを高めている可能性があると述べた。国内メディアが報じた。

パトルシェフ氏は、ウクライナを拠点とする多くの外国人コンサルタントやアドバイザーがロシアの安全保障に対する新たな脅威になっているとの認識を示した。ただ、自身の発言を裏付ける証拠は示さなかった。

IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長は15日、声明を発表し、ウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所の敷地内で、ロシア軍が原発の職員に知らせないまま攻撃の際に残した不発弾を爆破させていたことが確認されたと明らかにしました。

原発はロシア軍によって管理されていて、ウクライナ当局がIAEAからの問い合わせに十分に回答できない状態になっているということです。

ロシア軍に同じく占拠されたチェルノブイリ原発についても、ウクライナ当局が詳しい情報を把握できない状態になっているということで、IAEAは繰り返し懸念を示しています。

ロシア国営テレビで働くマリーナ・オフシャンニコワさんは14日、ニュース番組中にスタジオに入って「戦争反対」などと書いた紙を掲げて反戦を訴え、言論統制が強まる中での行動が瞬く間に世界に伝えられました。

オフシャンニコワさんは警察に拘束され取り調べを受けていましたが、モスクワの裁判所は15日、「事前に通知せずにイベントを催した」などとして3万ルーブル、日本円でおよそ3万3000円の罰金刑を言い渡しました。

オフシャンニコワさんは裁判所から出たあと、記者団に対し「この2日間は文字どおり寝ずに過ごし、人生の中で非常に困難な日々でした。取り調べは14時間以上続き、親族や友人と連絡をとることも許されず、法的な支援も受けられませんでした」と述べ、支援者に感謝の意を示しました。

今回の行動に対しては、ロシア国内からもSNS上で賛同したり応援したりするメッセージが相次ぐなど反響が広がっていますが、ロシア大統領府のペスコフ報道官は15日、「野蛮なものの行為だ。われわれとは関係ない」と述べるにとどめました。

オフシャンニコワさんはこれまでにSNSに投稿した動画で「暴挙を止めるには私たちの力しかない。抗議集会に加わってほしい」と訴えていて、軍事侵攻への反対の声の高まりにつながるか、注目されます。

ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は15日、国営テレビ「チャンネル1」のスタジオでの生放送中に映り込み、ウクライナ侵攻に反対した女性の行動について「フーリガン行為」だと一蹴した。

女性は14日、ニュースを読み上げるキャスターの背後で、ロシア語と英語で「戦争反対。戦争をやめろ。プロパガンダを信じるな。この人たちはあなたにうそをついている」と書いたプラカードを掲げ、「戦争やめろ。戦争反対」と叫んだ。

ペスコフ報道官は「この女性に関する限り、これはフーリガン行為だ」とし、チャンネル1を客観的かつタイムリーなニュースの柱と称賛した。

人権団体などによると、反戦を訴えた女性はチャンネル1の従業員で、その後拘束され、モスクワの警察署に連れていかれたという。

ロシアのタス通信は、関係筋の話として、国家捜査当局が15日、最高15年の懲役刑が科される新たな法律の下でこの女性が罰せられるかを調査していると報じた。

ウクライナ侵攻から8日後に導入された新法は、ロシア軍の信用を落とすことを目的とした公的活動を違法とし、フェイクニュースの拡散やロシア軍に関する「意図的に誤った情報の公的な普及」を禁止している。

一方、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のラビナ・シャムダサニ報道官は反戦を訴えた女性について「非常に勇気のあるジャーナリスト」と称賛。「女性が表現の自由の権利を行使したことでいかなる報復も受けないようにすることを当局に要請する」とした。

また、フランスのマクロン大統領は15日、この女性に対する支援提供を表明。「大使館を通じて、あるいは別の形で支援を提供するための外交的措置を取る」とし、プーチン大統領との次回の電話会談でこの問題を提起するとした。

ロシアの国営テレビのニュース番組の放送中に反戦を訴え、拘束された職員のマリーナ・オフシャンニコワさんについて、国連人権高等弁務官事務所の報道官は15日に行われた記者会見の中で、「彼女が表現の自由の権利を行使したことについて、報復を受けないよう当局に対して強く要請する」と述べて、今後もロシア当局の対応を注視する姿勢を示しました。

またロイター通信によりますと、フランスのマクロン大統領は15日、記者団に対し、「わが国の大使館やそれ以外の手段を通じて、彼女を支援するための外交的な働きかけを行っている」と述べて、フランス政府としてオフシャンニコワさんを支援する用意があることを明らかにしました。

そのうえで、ロシアのプーチン大統領と次の電話会談を行う際にこの問題について取り上げる考えを示しました。

ロシア国営の「第1チャンネル」に勤めるマリーナ・オフシャンニコワさんは14日、ニュース番組の放送中に突然、スタジオに入り「戦争反対」と書いた紙を掲げて反戦を訴えました。

モスクワの裁判所は15日、オフシャンニコワさんに対して、日本円で3万円余りの罰金刑を言い渡しましたが、ロシア国営のタス通信が情報筋の話として伝えたところによりますと、この罰金刑はオフシャンニコワさんが人々に抗議集会に加わるよう呼びかける動画メッセージをSNSに投稿したことに対するものだということです。

そして、ニュース番組中に反戦を訴えた行為については、捜査当局が予備的な捜査に着手したと伝えています。

今月改正された刑法では「ロシア軍の活動について、信頼できる報道を装い、うその情報を拡散」した場合、それが社会的に重大な影響を及ぼすと判断されれば、懲役もしくは禁錮15年が科されるとしています。

ロシア政府としては、ウクライナへの軍事侵攻に対する抗議の声を押さえ込むねらいがありますが、今回のオフシャンニコワさんの行動に対しては、ロシア国内からもSNS上で賛同や応援のメッセージが相次ぎ、反響が広がっています。

さらに、去年のノーベル平和賞を受賞したムラートフ氏が編集長を務める新聞「ノーバヤ・ガゼータ」紙は、16日付けの紙面で「国の名誉を守れ」と題して、政権の意向に沿った報道に勇気をもって異を唱えた行動に連帯を表明しています。

こうした中で、言論統制を強めるプーチン政権が、オフシャンニコワさんに重い刑事罰を科し、弾圧していくのか、今後の対応が焦点となります。

ロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」紙は16日付けの紙面で「国の名誉を守れ」と題して、政権の意向に沿った報道に公然と異を唱えたオフシャンニコワさんへの連帯を表明しています。

1面ではオフシャンニコワさんがニュース番組中に反戦を訴えたときの姿を大きく掲載していますが「戦争」を意味する英語やロシア語の文字は読み取れないように加工されています。

これは、今月改正された、法律の中でロシアのプーチン政権が主張する「特別な軍事作戦」を「戦争」や「侵攻」と表現することを違法としたためですが、新聞では、それ以外の「プロパガンダを信じないで。あなたはだまされている」といったロシア語の訴えはそのまま残し、政権側への抵抗を示しています。

そして記事の中で、オフシャンニコワさんを15世紀にフランスの危機を救ったジャンヌ・ダルクになぞらえ、みずからのキャリアを失うリスクを負いながらも、ロシア国内で影響力のある国営テレビのニュース番組で政権に対し反旗を翻した行為をたたえています。

そして「この行為を画面で見た何百万もの人々が、この卑劣な犯罪に対して感じていたことは自分だけではなかったことに気付いたのだ」として、プーチン政権によるウクライナへの軍事侵攻に反対する声が広がることに期待を寄せています。

「ノーバヤ・ガゼータ」紙は、去年のノーベル平和賞を受賞したドミトリー・ムラートフ氏が編集長を務める新聞で、政権に批判的な報道姿勢で知られています。

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、カナダ議会に対しオンライン演説し、ロシアの侵攻によってウクライナで100人近い子どもが犠牲になったと訴えた。その上で、対ロシア制裁の強化やウクライナ上空の飛行禁止区域設定など、さらなる行動を取るようカナダを含む西側諸国に改めて訴えた。

ゼレンスキー大統領は「記念施設から学校、病院、住宅まで、ロシアは全てを破壊している。これまでに97人の子どもが殺害された。われわれは多くを求めていない。正義を、そして真の支援を求めている」と語った。

16日には、ゼレンスキー大統領は米議会に対しオンライン演説を行う予定。

ゼレンスキー大統領の演説に先立ち、カナダ政府は15日、プーチン大統領ウクライナ侵攻を支援したロシア政府当局者15人に対し制裁を科すと表明した。

ジョリー外相は「ロシア指導部が軌道を変更しないようであれば、カナダはためらわず追加行動を取る」と言明した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、イギリスが主導する防衛関係の会議のなかで動画で演説しNATO北大西洋条約機構の扉は開かれていると何年も聞かされてきたが、入ることができないとも聞いている。それは事実であり、認めなければならない」と述べ、目指してきたNATO加盟が当面難しいとの認識を示すとともに、ウクライナの安全を確保する新たな枠組みが必要だと訴えました。

ゼレンスキー大統領や大統領府の幹部らは最近、ウクライナNATO加盟には当面は必ずしもこだわらないという立場をたびたび示しています。

これについてロシア側からは一定の評価の声もあがっていますが、停戦に向けた交渉の妥協点になるかどうかはまだ見通せない状況です。

ウクライナ大統領府のオレクシー・アレストビッチ顧問は15日、ウクライナ紛争はロシアとの協議がまとまるか、ロシアが新たな攻勢をかけるかの岐路にあるとの認識を示した。

「われわれは岐路に立っている。現在の協議で合意するか、ロシアが2度目の攻勢をかけ、その後で再び協議を行うかのどちらかだ」と述べた。

ウクライナ政府高官は15日、ロシアとの停戦交渉は極めて困難としつつも、「確実に妥協の余地がある」とし、交渉は16日も継続すると明らかにした。

ウクライナ側交渉団のポドリャク大統領顧問はツイッターへの投稿で、両国の間には根本的な見解の食い違いが存在するとも述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、和平交渉におけるウクライナとロシアの立場はより現実的になっていると述べた。インタファクス・ウクライナ通信が報じた。

16日早くに公表したビデオ演説で「会議は続いている。交渉上の立場がより現実的になっているとの報告を受けている」と発言。「だが、ウクライナ国益になる決定には、なお時間が必要だ」と述べた。

ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は首都キエフの包囲に向けて攻勢を強め、ウクライナ軍も抵抗を続けています。

キエフクリチコ市長は日本時間の16日午前3時から市の全域に35時間の外出禁止令を出すと明らかにするなど、市民に警戒を呼びかけました。

一方、ポーランドチェコ、それにスロベニアの首脳がキエフを訪問してゼレンスキー大統領と会談すると発表し、EUヨーロッパ連合ウクライナとの連携を示しロシア側を強くけん制したい狙いもあるとみられます。

ロシア軍はウクライナ東部や南部でも攻勢を強めていて、国連人権高等弁務官事務所は、14日までに子ども48人を含む少なくとも691人の市民が死亡したと明らかにしました。

また、EUのボレル上級代表は、東部マリウポリだけでこれまでに2400人以上の市民が犠牲になったとしています。

こうした中、停戦をめぐるロシアとウクライナのオンライン形式での交渉が14日に続いて15日も行われました。

15日の夜になって、ウクライナ代表団のポドリャク大統領府顧問はツイッターで「交渉はあすも続ける。非常に困難で粘り強い交渉のプロセスだ。根本的な食い違いがある。しかし、確かに妥協の余地はある」として、16日も引き続き交渉を行う考えを示しました。

ただ、ロシア大統領府によりますと、プーチン大統領は15日EUのミシェル大統領と電話会談し「ウクライナ側は相互が受け入れ可能な解決策を見いだすことに真剣な態度を示していない」と批判したということです。

ロシア側はウクライナの「中立化」や「非軍事化」などの要求を迫るなど強硬な姿勢を示していて、依然として双方の隔たりは大きいとみられ、停戦に向けた糸口を見いだせるかどうかは不透明です。

ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、SNSに投稿したビデオメッセージで、16日も継続する予定のロシアとの停戦交渉について「ロシア側の要求は現実的になってきていると報告を受けているが、ウクライナ国益にかなう決定をするまでにはまだ時間が必要だ」と述べ、交渉を慎重に進めていることを明らかにしました。

一方で「ロシア軍は平和な都市や民間のインフラを狙い、明らかな戦争犯罪を行った。ウクライナに落とされたミサイルは900発を超え、空爆の数も数え切れない」と述べ、ロシアを非難しました。

そして「キエフはロシアの軍用機が飛行しミサイル攻撃も続いていて危険な状況だが、ウクライナの友人は訪れてほしい」と述べ、各国の関係者にキエフを訪問しウクライナとの連帯をアピールするよう、呼びかけました。

ロシアは今月以降、国債の利払いなどの期限を相次いで迎える予定で、このうち16日はおよそ1億1700万ドル、日本円でおよそ138億円のドル建て国債の利払いが必要になります。

支払う余力はあるとみられる一方、ロシアは経済制裁によって外貨準備の半分近くにあたるおよそ3000億ドル、日本円で35兆円相当が凍結されています。

こうしたことから、ロシア政府は自国通貨のルーブルで支払いを行う方針も示していますが、価値が急落しているルーブルでの支払いは一方的な返済条件の変更にあたるとして、格付け会社などからデフォルト=債務不履行にあたると認定される可能性があります。

ロシアの外貨建て国債の残高は日本円にしておよそ2兆4000億円で、専門家の間では規模はそれほど大きくないとの指摘もありますが、デフォルトとなった場合、保有する投資家などが損失を被る懸念があります。

また、ロシアの政府や企業にとっては資金調達の手段が狭まることになり、国内経済への影響は避けられない見込みです。

ウクライナへの軍事侵攻後、格付け大手各社はデフォルトの懸念が高まっているとして、ロシア国債の格付けを大幅に引き下げています。

ロシア国債がデフォルトと認定された場合の影響について、みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミストは「ロシア国債の残高はさほど大きなものではない。ただ、見えているデータ以外にも、ノンバンクやファンドがリスクを負ってロシアに投資しているかもしれない。金融市場や世界経済への影響はこれから注視していく必要がある」と指摘しています。

そのうえで唐鎌氏は、デフォルトや一連の制裁によって欧米や日本の“ロシア離れ”が進むことでロシアからの資源供給が減り、原油穀物などの価格が一段と上昇することが懸念されると指摘し、「輸入物価が上がると、結局のところ、われわれが日々消費や投資する対象のモノやサービスも値上がりする。しかし、賃金はそう簡単には上がらない。実質所得が下がり、日本の景気にとっては下押し圧力になってくる。企業も家計も両方に影響する」と話しています。

ロシアの統計局が発表した先月・2月の消費者物価指数は、前年の同じ月と比べて9.15%の上昇となりました。

1月と比べて0.4ポイント余り拡大し、ロイター通信はおよそ7年ぶりの高い水準と伝えています。

このうち食品の上昇率は11.46%に達しました。

その後、今月4日までの1週間に限ってみると、物価は前の1週間を2.22%上回っています。

この中にはロシアブランドの乗用車が17%、テレビが14.9%、スマートフォンが9.6%など、急激に上昇している製品もあります。

ロシアに対する制裁は一段と強まっていることに加え、各国の企業がロシア国内での事業を停止する動きが広がっていることなどから、インフレは一段と深刻になるとみられていて、市民のくらしへの影響は日ごとに大きくなっています。

EUは15日、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対する追加の制裁を決め、アメリカが先に方針を表明していた「最恵国待遇」と呼ばれる貿易上の優遇措置を取り消すことで合意しました。

実施されればロシアからの輸入品に高い関税がかかる見込みです。

ロシアから天然ガスや石油の輸入を当面続ける方針に変わりはないものの、エネルギー分野での新たな投資を原則、禁止するほか、ロシアにとってEUが主な市場となっている鉄鋼製品の輸入を禁止します。

また、ロシアの富裕層に打撃を与えるためとして、高級車や宝飾品などぜいたく品の輸出も禁止するとしています。

一方、イギリスも15日、ロシアを最恵国待遇から除外すると発表しました。

ロシアから輸入する銅やアルミニウムのほか、ウォッカなど、合わせて数百種類の輸入品に対して35%の追加関税をかけるとしています。

スナク財務相は「われわれの新たな関税はロシア経済を国際貿易からさらに孤立させるものだ」として制裁の効果を強調しました。

G7=主要7か国は11日、共同声明を発表してロシアの「最恵国待遇」を取り消すよう努めるとしていて、EUとイギリスは連携して制裁強化を図る姿勢を示しました。

日本やアメリカ、EUヨーロッパ連合、それにオーストラリアや韓国など、WTOに加盟する合わせて14の国と地域は15日、声明を発表し、この中で、ウクライナに侵攻したロシアの行動は、重大な国際法違反で、国際機関を尊重しているのか甚だ疑わしいとロシアを強く非難しました。

そのうえで、WTO加盟国として安全保障上の利益を守るため、ロシアに対する最恵国待遇の取り消しを含むあらゆる措置をとるとしています。

最恵国待遇は、関税などでいずれかの国に与える最も有利な待遇をほかのすべての加盟国にも与えなければならないというWTOの協定の基本原則の1つです。

今回の声明は、11日のG7=主要7か国の発表に続くもので、貿易の面でロシアを世界経済から締め出そうという動きが広がりを見せています。

また声明は、ロシアを支持しているベラルーシについても、WTOへの加盟にかかわるあらゆる手続きに参加しないと表明しています。

最恵国待遇」とは、WTO世界貿易機関の協定の基本原則の1つです。

関税などでいずれかの国に与える最も有利な待遇をほかのすべての加盟国にも与えなければならないというルールです。

例えば、WTO加盟国のA国がB国との間で、ある製品の関税率を5%とすると約束した場合、ほかのすべての加盟国との間でも同じように5%の関税率を適用しなければならないというものです。

最恵国待遇」の考え方は歴史が古く、多くの2国間の通商条約に取り入れられてきました。

しかし、世界恐慌の影響を受けてイギリス連邦が行った貿易制限措置「スターリング・ブロック」など「最恵国待遇」を制限する制度が相次いで導入されました。

こうして経済のブロック化が進んだことが第2次世界大戦の要因の1つになったとされています。

こうしたことの反省から戦後に誕生したWTOの前身、GATT=「関税および貿易に関する一般協定」では最恵国待遇の規定が盛り込まれ、特に順守されなければならないルールと位置づけられました。

この規定はWTOにも引き継がれています。

今回、G7各国がロシアの最恵国待遇を取り消すよう努めるなどとしていることは自由貿易体制の安定化の礎となるルールを特定の国に対して除外することを意味し、異例の厳しい警告とみられています。

5日、フランスのストラスブールに本部を置く欧州評議会から脱退した。欧州評議会は欧州人権条約の制定のほか、共産主義圏の崩壊後に東欧諸国の民主化などを支援した国際機関。脱退により、ロシアと欧州との間の亀裂が一段と深まる恐れがある。

欧州評議会はこの日、ロシアの除名を巡る採決の実施を予定。採決の数時間前にロシアは脱退を表明した。

欧州評議会議員会議(PACE)でロシア代表団を率いるピョートル・トルストイ氏は欧州評議会からの脱退を表明するラブロフ外相の書簡を提出したと表明。欧州評議会は書簡の受領を確認した。欧州評議会はロシアがウクライナに侵攻した翌日にあたる2月25日にロシアの加盟を停止していた。

欧州評議会は1949年設立。ロシアは1996年に加盟した。脱退は1969年のギリシャに次いで2カ国目。

ロシア外務省は15日に声明でNATO北大西洋条約機構EUヨーロッパ連合はこの国際機関を反ロシア政策の道具に変え、平等な対話という原則を放棄した」と主張し、ヨーロッパ評議会を脱退すると通告しました。

ヨーロッパ評議会はヨーロッパ人権条約に基づいて、加盟国による人権侵害などを監視する国際機関で、ロシアからの通告を受けて16日に臨時の閣僚委員会で対応を協議することにしています。

ヨーロッパ評議会の下部組織であるヨーロッパ人権裁判所は、去年2月には、ロシアの反体制派の指導者ナワリヌイ氏が逮捕された際に即時釈放を求める決定を行うなど、ロシアでの人権侵害にも目を光らせてきました。

ヨーロッパ評議会を脱退すると、ロシアの国民はヨーロッパ人権裁判所に訴えることができなくなります。

ヨーロッパ評議会は15日に出した声明で、ロシアからの脱退の通告について、「世界で最も進んだ人権保護システムの恩恵をロシア国民から奪うものだ」と非難しました。

ロシア軍が侵攻したウクライナでは、激しい戦闘で市民の死傷者が増え続け、国外に避難する人が後を絶たないなど、深刻な状況になっています。

これについて国連では、フランスやメキシコが敵対行為の即時停止や、市民の保護、人道支援の安全確保を求める決議案を取りまとめていますが、両国の国連大使は14日、ロシアが拒否権を行使できる安保理ではなく、すべての加盟国が参加できる総会での採択を目指す方針を明らかにしました。

これに対してロシアのネベンジャ国連大使は15日、記者会見し人道支援の決議案には賛成する用意があったが、あってはならない文章が含まれていた」として、ロシアを非難する表現が含まれるべきではないと反発し、独自の決議案を安保理に提出する考えを示しました。

その後、ロシアが提出した決議案は、交渉に基づく即時停戦や市民の保護などを求めるとしていますが、ロシアによる軍事侵攻には一切言及していません。

これを受けイギリスのウッドワード国連大使が声明を出し「人道危機を引き起こしたのはロシア自身だ」と非難したうえで、ロシアの決議案に同調しないよう各国に呼びかけ、国連を舞台にした駆け引きが激しさを増しています。

ロシア軍による攻撃が続くウクライナの首都キエフに15日、ウクライナの隣国のポーランドのモラウィエツキ首相をはじめ、チェコスロベニアの首相が訪れ、ゼレンスキー大統領と会談しました。

会談の詳しい内容は明らかにされていませんが、会談のあと報道陣の取材に応じたゼレンスキー大統領は「われわれはこの3か国を信じていて、ウクライナの今後の安全保障やEUヨーロッパ連合における未来などが確保されることを確信している」と述べ、事態の収拾に向けた各国の協力に期待を示しました。

会談を行った、ポーランドのモラウィエツキ首相は「EUウクライナに対して加盟候補としての地位を迅速に与えるとともに、国土を守るための武器を供与すべきだ」と述べ、EUがより積極的にウクライナを支援すべきだと主張しました。

また、チェコのフィアラ首相は「われわれの訪問の目的は『あなたは1人ではない』と伝えることだ。ヨーロッパはウクライナとともにある」と述べたほか、スロベニアのヤンシャ首相もウクライナの戦いは自国のためだけでなく、ヨーロッパの基本的価値である自由と民主主義、国家の主権のための戦いだ」と述べ、ウクライナとの連帯を強調しました。

米上院は15日、ロシアのプーチン大統領戦争犯罪人として非難する決議案を全会一致で可決した。

決議案は共和党のリンゼー・グラム議員が提出。民主・共和両党の議員が支持した。国際刑事裁判所(ICC)や他の諸国に対し、ロシアのウクライナ侵攻に関する戦争犯罪の捜査でロシア軍を対象にするよう呼び掛けている。

民主党のシューマー院内総務は「われわれ全上院議員は、民主党共和党も、ウラジーミル・プーチンウクライナの人々に対する残虐行為の説明責任から逃れられないと表明する」と述べた。

ウクライナ情勢をめぐっては、ロシアが友好国の中国に軍事物資の支援を求めていると報じられる中、アメリカと中国の政府高官が14日に会談し、アメリカ側は中国がロシアと連携することに強い懸念を示しました。

こうした中、中国外務省の趙立堅報道官は、16日の記者会見で「アメリカはこのところ、中国を挑発する発言を多くしている。あからさまないじめや脅迫だ」と批判しました。

そのうえで「中国はいかなる形の制裁にも反対しており、アメリカには中国の正当な権益を損なわないよう求める。アメリカが独断専行するならば強力な対抗措置をとる」と述べ、アメリカが中国に対して制裁を行えば対抗措置をとる構えも示し、制裁を行うべきではないとけん制しました。

中国はロシアとの貿易を続ける考えを重ねて示していますが、王毅外相は14日、スペインの外相との電話会談で「中国は、ウクライナ危機の当事者ではなく、制裁の影響を受けたくない」と述べるなど、ロシアと同一視される形で制裁を受けることに強い警戒感を示しています。

ウクライナの首都キエフビタリ・クリチコ市長が、ローマ教皇フランシスコを招請する書簡を送付し、教皇の訪問が人命を救い平和を実現する「鍵」になると訴えた。

ウクライナビザンチン典礼カトリック協会指導者と在バチカンローマ教皇庁ウクライナ大使も先月、戦争開始前に教皇招請していた。

バチカンは声明で8日付の書簡を教皇が受け取ったことを確認。教皇ウクライナ人のために祈っていると述べる一方、招請や訪問には言及しなかった。

市長は書簡で、「われわれは、教皇キエフに来ることが人命救助と、市内から国、国外へと続く平和の道筋の鍵になると信じている」と呼び掛け、必要ならあらゆる支援を提供する用意があるとした。また、訪問が不可能な場合はゼレンスキー大統領を交えたビデオ会議を行うことを提案した。

書簡は「精神的指導者である教皇に、共に平和を訴えることを通じて共感を表し、ウクライナの人々と共にあるようお願いする」としている。

#ローマ・カトリック教会#ローマカトリック教会

ロシア軍の激しい攻撃が続く東部マリウポリで地元の警察のトップを務める、ミハイロ・ベルシニン署長が、通信状況が悪化するなか15日、NHKの質問に音声メッセージで回答しました。

ベルシニン署長は「電気と水道、それにガスが2週間にわたり止まったままだ。病院は患者が多すぎて医薬品が足りない」と述べ、人道状況の極端な悪化を訴えました。

また、ロシア軍による空爆や砲撃で連日、死者が出ているとして「警察官はけが人の搬送にあたり、戦闘に備えている」と緊張した様子で話しました。

そのうえで「公園や病院には集団墓地が掘られ、死者が埋葬されている。行ったことはないが、まるでシリアのアレッポのような状況だと思う」と述べ、シリア内戦中、ロシア軍の空爆で、壊滅的な被害を受けたアレッポと、現在のマリウポリの様子を重ね合わせていました。

人口40万人のマリウポリは「人道回廊」と呼ばれる避難ルートが設置されたあともロシア軍による攻撃がやまず、ウクライナ政府によりますと、15日、およそ2万人が避難したものの、取り残されている市民も大勢いるということです。

ベルシニン署長は「いま必要なものは、水と食料、それから衛生用品・医療用品だ。インフラの復旧の障害となっているがれきも取り除かなくてはならない。そのためにも停戦が必要だ」と述べ、態勢を立て直すため、短い時間であっても停戦が必要だという認識を示しました。

ウクライナ非常事態庁がツイッターに投稿した映像では、キエフの中心部に近いシェフチェンキフスキー地区で12階建ての集合住宅が攻撃を受けて大きく壊れ、周囲にがれきが散乱していている様子が確認できます。

建物では火災も発生し、これまでに少なくとも2人がけがをしたということです。

現場では救助活動が行われているほか、避難した人たちが不安そうな表情で現場の様子をうかがっている姿が映し出されています。

2002年からウクライナで暮らす中村さんは、キエフにある日本文化センターの職員として、市の中心部から車で15分ほど離れた住宅街に住んでいます。

キエフでは日本時間の16日午前3時から市の全域に35時間の外出禁止令が出されていて、中村さんは「外出禁止令が出たことはSNSを通じて知った。2日間にわたる外出禁止令は2月にもあったが、今はロシア軍も接近していて、山場なのだと感じる」と話していました。

インタビューの間にも「ボン」という低い大きな爆発音が聞こえ、中村さんは不安そうな表情で外の様子をうかがっていました。

そして「今も大きな爆発音がした。ロシア軍の進軍が止まっていると言われているが、ミサイルによる攻撃が増えていると感じるし、警報音にも慣れてしまった。キエフ市内の大きな道路には土のうが積まれていて、市街戦への備えも進められている」と、ロシア軍の攻撃が続くキエフの様子を説明しました。

また、今の生活については「電気やガス、インターネットなどは通常どおり使えていて、食料品も品薄ではあるが手に入っている。ほかの都市に比べれば恵まれているほうだ。友人たちは努めて平静を装い、情勢の話はあまりしないようにしているが、頑張ろう、勝つんだという雰囲気を感じる」と話していました。

今後については「私にとってウクライナはふるさとのようなもので、できるかぎりここに残りたい」と話していました。

ロシアのラブロフ外相は16日、ウクライナが中立について協議することに同意したことを受けて、停戦交渉の一部で合意に近づいていると明らかにした。

RBCニュースに「(ウクライナの)中立的地位が安全保障の確保と共に真剣に検討されている」と指摘。「現在まさにこの問題が交渉の場で協議されている。具体的に立案されている。合意が近いと思う」と語った。

ラブロフ氏によると、プーチン大統領ウクライナの中立について言及し、北大西洋条約機構NATO)が関与しない形で同国の安全保障を確保することについて話した。

同氏は交渉は容易ではないとしながらも「妥協に至る希望はある」との見解を示した。

ウクライナにおけるロシア語の使用や言論の自由など、他の重要な問題もあると述べた。

ラブロフ氏の発言を受けて、外為相場でユーロは0.4%高の1.1005ドルと一段高となった。

ロシア軍は、首都キエフの包囲に向けて砲撃をくわえているほか、南部の黒海沿岸や東部のアゾフ海沿岸の戦闘でも攻勢を強め、市民の犠牲が増え続けています。

停戦に向けた、ロシアとウクライナの代表団による交渉は、14日、オンライン形式で始まり、3日連続で16日も行われる見通しです。

交渉でウクライナ側は、戦闘の停止やロシア軍の即時撤退、それにウクライナの安全を保障する問題などを提起し、代表団のポドリャク大統領府顧問は15日の交渉後「根本的な食い違いがあるが、妥協の余地は確かにある」と述べました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、NATO北大西洋条約機構への加盟は、現時点は困難だという認識を、15日、改めて示しており、ウクライナNATOに加盟しないよう要求してきたロシアとの間で、何らかの一致点を探っていることもうかがえます。

一方、ロシア側の代表団トップ、メジンスキー大統領補佐官は16日、ロシアのメディアに対し「交渉は困難で停滞しているが、できるだけ早い和平を求めている」と述べました。

そのうえで「ウクライナ側からは、オーストリアスウェーデンのように、自国の軍を持ちながら中立化・非軍事化を目指す案が提示されている」と述べ、交渉では、ウクライナの、NATOへの加盟に代わる、安全保障の枠組みなどについて議論されているとみられます。

これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は16日、メディアに対して、双方の間の妥協点になりうるという考えを示しました。

また、ラブロフ外相も16日「ウクライナの中立的な地位について、安全保障とともに、真剣に議論されている」としたうえで「双方がそれに合意するのは近いと思う」と述べ、歩み寄りがみられていることを示唆しました。

ただ、ロシア側は、ウクライナの「中立化」や「非軍事化」だけでなく、ロシア語教育やロシア文化などに関する制限を廃止することや、8年前、一方的に行ったクリミア併合や、親ロシア派の武装勢力が事実上統治する地域の独立を承認することなども求めています。

双方からは、一定の合意に向けた前向きな発言も出ているものの、依然としてロシア側の強硬な姿勢が根強いことから、主張の隔たりを埋める妥協点を見いだせるかが焦点です。

その間にも、ロシアはゼレンスキーと交渉を続け、降参して政権内からロシア敵視勢力(米傀儡の極右・ネオナチ)を追放すれば大統領職にとどめてやるなどと持ちかけ続け、米欧からの支援を期待できなくなったゼレンスキーはロシアの要求を受け入れ始めている。この流れの中で、NATO加盟をあきらめるという今回のゼレンスキーの発言が出てきた。ロシアは、ウクライナ非武装中立化と非ナチ化(米傀儡の追放)という露軍侵攻の目的を達成しつつある。ゼレンスキーの側近は、早ければ1-2周間、遅くても5月までにロシアと和解すると言っている。 (Zelensky Meets with Prime Ministers of Poland, Czech Republic & Slovenia in Kie)

3月15日には、ポーランドチェコスロベニアの首相たちが列車でキエフを訪問し、ゼレンスキーと会った(ウクライナ上空は露軍が外国からの飛行機の飛来を禁じている)。ポーランドなどはロシア敵視の国で、ロシアに譲歩して傀儡になろうとしているゼレンスキーの動きを何とか止めるためにやってきたようだ。ポーランド首相は、人道支援物資をウクライナ市民に配布する目的でNATO武装した平和維持部隊をウクライナに陸路で送り込むことをNATOに提案しようと思うがどうかとゼレンスキーに持ちかけた。それが実現したら、ウクライナ入国後に露軍に空爆され、米露世界大戦になってしまう(だから実現する可能性はゼロ)。ロシアとの和解に向かっているゼレンスキーは返答を避けた。開戦直後なら歓迎されたかもしれないが、話を出すのが(意図的に)遅すぎる。 (Polish, Czech & Slovenian Leaders Head To Kiev By Train In Show Of Support To Zelensky) (Polish minister wants armed NATO ‘peace mission’ in Ukraine)

米国では金融バブルの膨張を維持する唯一最大の策だった米連銀のQE(ドルを過剰発行して債券などを買い支える策)が3月9日に終わり、ちょうど5月ぐらいまでに金融崩壊が起きるかもしれない状態になっている。このタイミングは、ゼレンスキーの側近が言うところの、ウクライナがロシアと和解しそうな時期(遅くとも5月)と一致している。金融は水物なので時期がずれるかもしれないが、ウクライナとロシアの和解も時期がずれるかもしれない。 (ロシアは中国と結束して延命し、米欧はQE終了で金融破綻) (ドルはプーチンに潰されたことになる)

米国の金融システムが崩壊すると、世界は、米国系の債券金融システムが支配していたニクソンショック以来の「ブレトンウッズ2体制」から、中露イランサウジなど非米化した諸国が持つ石油ガス鉱物穀物などコモディティの利権が支配的になる多極型の「ブレトンウッズ3体制」に転換していく。これは元米連銀(現クレディスイス)のアナリストであるゾルタン・ポズサーが言っていることだ。プーチンウクライナ侵攻は、米欧がロシアへの経済制裁によって自滅的にコモディティの利権を手放すことを引き起こし、これからの転換の引き金を引いた。プーチンが、QEの終了に合わせるタイミングでウクライナに侵攻したことも非常に重要だ。 (Credit Suisse Strategist Says We're Witnessing Birth of a New World Monetary Order) (US commodity crisis to give rise to new world order, says Credit Suisse’s Zoltan Pozsar)

 7月17日に発生したマレーシア機撃墜事件で『親ロシア派が撃墜した』と言い続けていた欧米の政府やマスコミに対し、ロシア連邦国防省衛星写真とかレーダー画像、通信記録などの軍事情報を公開し、7月22日には『ウクライナ軍がマレーシア航空機撃墜に関与した』と断定。ロシア国防省の公式サイトは世界中の誰にでも閲覧出来るように英語にも訳されている。

 11月、ジョー・バイデン米副大統領がキエフに乗り込んだ。この後、キエフに武器が空輸され、戦争開始とみられる。バイデンの息子はウクライナ最大の天然ガス会社プリスマの重役で、地下資源のあるウクライナ東南部は支配下に置きたい。バイデンが4月に乗り込んだ時は事前にNYタイムズにロシア軍が活動しているという粗雑なフェイクニュースを流し、キエフ政府は防弾チョッキオデッサのネオナチに送り、NATOの秘密部隊UNA-UNSOという暴力集団も送り込まれていた。そしてオデッサの虐殺が行われた。ロシア政府はこの虐殺を徹底的に調査するように求めたにもかかわらず、キエフ政権はもちろん「日本を含む西側では、政府やマスコミだけでなく「リベラル派」や「革新勢力」も見て見ぬ振りだ。」

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「トルコとアメリカによるシリアへの不法侵攻の時は抗議をした? しなかったに違いない。サウジアラビア人に飢えに苦しめられてるイエメンの人々を気にしたことがある? きっと、していないだろう。偽りでイラクアフガニスタンに侵攻したことを気にかけたり、気に留めたことが? あなたにとって彼らは人間ではないのか? アメリカの爆撃によるイラク人とアフガン人の結婚式での子供や民間人の殺害に対して、なぜ黙ったままなのか? ああ、おそらく彼らは褐色の人々で、あなたにとって価値が低いのでしょう。
 キエフが東部のウクライナのロシア人を爆撃し始めたとき、あなたの偽善的な涙はどこにあったのか。…ウクライナ軍が違法なクラスター爆弾で意図的にズグレッサの子供ビーチで子供たちを爆撃した時、一滴でも涙を流した? きっと、そうじゃないだろう。でもしょうがない。主流メディアは、あなたに何も知らせないままだから。
 米国とその同盟国は8年間、ウクライナに数十億ドル相当の殺傷力のある武器を投入してきた。8年間、ウクライナ人は東部で自国民と戦争をしている。…あなたたちの税金がウクライナで何に使われていたと思う? その通り。あなた方の税金は、西のウクライナ人が東のウクライナ人を殺すために使われた。…もしあなたが、この20年間にイラク人やアフガニスタン人、シリア人、リビア人、ユーゴスラビア人、そして東欧の住民のために涙していたとしたら、ウクライナの軍事施設のために偽善の涙を流すだろうか? その涙は拭き取って、あなた方の政府が何をしてきて、何を未だに行ってるか考えてほしい。」

#NATOexpansion

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#反ロシア#対中露戦

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